名古屋 3-3 松本(豊田スタジアム)

(名)小屋松 33'、闘莉王 78' 、ノヴァコヴィッチ 80'
(松)オビナ 32'、池元 63'、喜山 76'
名古屋のメンバーは以下のとおり。

    ノヴァコヴィッチ

永井     小屋松    矢田
      (川又)
   ダニルソン 田口

本多  闘莉王  牟田  竹内

       楢崎

sub:高木、大武、佐藤、小川、松田、グスタボ
coach:西野

3得点は素晴らしいのですが、3失点はいただけない。互いに
セットプレーから2得点を決める試合でしたが、名古屋の失点は
防げたものなかりだったと思います。要改善。


攻撃面も結果は出したとは言え、引いた相手に流れの中で効果的な
場面を多くは作れず。メンバーと戦術が合っていないのでは?と
疑問に思うところです。


例えばノヴァコヴィッチハイボールが得意な選手ではない様です。
だからロングボールを上げても競ってくれないし、また、勝ちもしない。
最低限クロスボールに対して飛び込む姿勢はあるようですが、いわゆる
「電柱」タイプではなく、ストライカータイプなので、ハイボール
足元のボールも収めてくれたケネディと同じように思って周りが
プレーするとギャップができてうまくいかないのでしょう。
現に試合中ノヴァコヴィッチは相当に周りに要求をしている。


上記と関係することですが、1トップよりも2トップの方が良いかも
知れません。
ボールキープできるレアンドロドミンゲスが離脱してしまった以上、
高い位置でキープできるように的を増やすのが良いと思います。
ノヴァコヴィッチ1枚だとどうしても相手は守りやすい、そこで
2トップにして相手の狙いを絞らせないのは1つの手段になり得るでしょう。


2トップの候補としてはノヴァコヴィッチ、永井、川又の3人から
選ぶことになりますが、私としては永井の推進力は捨てがたい、川又は
泥臭いプレーができるという2点から、ノヴァコヴィッチ、川又の
2トップを推します。
この試合でもノヴァコヴィッチのアシストはロングボールをうまく
落とした川又のものでした。
外れるのは矢田か小屋松になりますが、2人は少しタイプの違う選手
なので、相手によって使い分けるのも良いかと思います。


ボールを回せる時に悪い意味で「調子に乗って」リズムを作りきれない
うちに隙を突かれて失点。次の試合ではこんな展開は見たくないものです。