中田と福西が練習中に口論

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20050324&a=20050324-00000005-spn-spo
口論と言うよりも、福西の言うとおりに意見交換に過ぎないと
思うし、練習中に問題点が見つかるのはいい事です。
肝心なのは中田が戦術を理解していないのか、福西の動きが
まずいのかはっきりしておかねばならないという事。


加地の、

相手が(自陣の)右に張っている時は僕がその選手を見ることに
なっている。ヒデさんは基本的にはその1つ前の選手を見る。

というのは自然な対応で問題ない(図1)。

図1○=日本●=相手
      ●
      ↑  
  ○   中田

      ●
            ↑
  ○   加地

ただそれはボールが来ていない時の対応であって、記事にある
突破を仕掛けられたときはどうなのか。
筆者は中田と同じで、サイドハーフがプレスをかけ、開いたコースを
ボランチが詰める(図2)のが普通だと思っていたが

図2☆=ボール保持の相手
      中田→☆  
         ↓
小野→    →→福西

ジーコ流(あるいは磐田流?)は違うのか?
加地曰く、

福西さんはDFにも言われているので中を固めるのが先だと言っていた

これだとサイドを突破してきた選手を見るのはサイドハーフ
サイドバックという事になる(図3)。

図3
     中田→☆
        ↓↓
   福西  ↓↓
宮本  ○   加地

サイドバックの位置までハーフがついていくのは厳しいし
(ボール奪取の位置も低くなる)、かと言ってバックが高い位置まで
行けば裏にスペースが出来る(図4)。

図4
              中田→☆
   福西        ↑
   ↓(?)     加地
    ○→→(?) (スペース)

例え図4のようにCBがカバーしてもそれはいわゆる「CBが外に
引き出された」状態で、緊急時以外は起こってはならない。
基本的にはボールの位置によって
サイドハーフボランチ
ボランチサイドバック
のどちらかだと思うんだけど。大体ダブルボランチなんだから
福西が行っても逆側の小野がセンターのカバー(図2参照)を
すればいいわけで。
多分DFの指示というのは宮本が出してるんだと思うけど、CB2枚の
前に常に2枚のボランチ置いてどうする…。それじゃサイドの守備は
捨てて、とにかく中ではね返す

トルシエ

じゃないか。そんなだから楢崎も川口も仕事が多いんだよ。