JUVENTUS 1-0 MESSINA(STADIO DELLE ALPI)

(J)DEL PIERO 24'
ユヴェントスのメンバーは以下の通り。

      DEL PIERO   IBRAHIMOVIC
     (TREZEGUET)
    MUTU                  NEDVED
(CAMORANESI)            (CHIELLINI)
       GIANNICHEDDA EMERSON

 ZAMBROTTA CANNAVARO THURAM PESSOTTO
   
              ABBIATI

ヴィエラ、ゼビナは負傷中、トレゼゲも怪我による
コンディション不良でベンチスタート。右SBはこの
試合はペッソットがスタメンに。


ヴィエラがいないため、ボールがうまく回らない
ユーヴェだが、左サイドに入ったムトゥが良い動きを
見せて攻撃の起点となる。
24分、デルピエーロが高い位置でメッシーナ
ゾロからボールを奪いドリブル。PA内に入って相手
DFもファウル出来ない事でマークが甘くなり、そのまま
ゴール右隅にシュートを決めてユヴェントスが先制。
ところがやはりヴィエラ不在の影響で左右にボールを
散らすという効果的な攻撃を見せられず前半はこのまま
終了。
後半に入り、全く攻め手がなくなりメッシーナが徐々に
ユヴェントスゴール前に攻め入るようになる。DF陣の
踏ん張りとアッビアーティのセーブで難を逃れたが、
オフサイドになりはしたものの、ディ ナポリが後1歩
のところで空振りしたシーンなどを見ても危ない場面が
少なくなかった。
ユヴェントスは途中交代で入ったカモラネージトレゼゲ
のコンビでポストを叩くシュートの場面もあったが結局
追加点は奪えずに終了。何とか逃げ切ったという印象の
試合だった。


キエッリーニが今季初出場。出場機会がなく、カペッロ
対して不満を言っていたらしいですがやっとチャンスを
もらえた格好。ネドヴェドと代わって、中盤の左に入り
ましたが守勢に回る展開での出場という事もあり得意の
攻撃は見せられず。しかし正直選手は揃っているので
冬にでも期限付きで出場出来るチームに出してあげた方が
いいでしょうね。SBではバルザレッティが右も左も出来
ますし、中盤の左もネドヴェド、ムトゥの壁は厚過ぎます。
代表戦で素晴らしい動きを見せたらしいアレックスは
1得点。ただし、全体の動きとしては不満が残ります。
完全にエリア内でボールに合わせるフィニッシャーに
なってますからね。中盤でボールもらっても効果的な
アクションを起こせない。それでいてエリア内での決定力で
トレゼゲには敵わない。レギュラーは難しいように
思います。
エメルソン、カンナヴァーロが良い動き。やはりこの2人
あっての堅守だと再確認しました。テュラムは休ませても
良かったと思いますが何故起用したんでしょう? 動きは
悪くなかったですが、怪我が完治していないはず…。