入れ替え戦2nd Leg 柏 2-6(AGG 3-8) 甲府(日立柏サッカー場)

(柏)レイナウド 52' 宇野澤 86'
(甲)バレー 10' 27' 53' 68' 69' 87'
バレー劇場
でした。甲府はJ1昇格おめでとうございます。


柏は正直戦う意志も、準備も出来ていなかったように
見えました。1st Legで3バックの横のスペースを使われて
いたのをケアするために4バックを採用。しかしその事で
大野が得意のトップ下でなくなった事で攻撃のリズムが
出来なくなりました。
また、怪我上がりの明神を無理に使ったのですが、
中盤で攻守の基点となるはずが、サイドアタックを
重ねる甲府相手に歯が立ちませんでした。
また、1st Legで機能していたとは言い難い矢野を再び
先発起用。それも前半途中で交代させる結果になりました。


昨季最下位で入れ替え戦に臨み、何とか残留したチームが
今季に入っても変わらなかったというのが大きな原因
でしょう。早野監督を続投させて事態が好転する可能性も
あったとは思いますが、結果として早野監督はチームに
対して芯を持って指揮する事が出来ませんでした。


今季のリーグ戦で大宮が7連敗した時期がありましたが、
三浦監督は細かな修正こそすれど、チームの核をいじる
事はしませんでした。そして、選手もそれを理解し、
継続する事で事態を改善し、その後4連勝して残留を
決めています。
イングランドのチームを見ても、1部(プレミア)から
降格しても監督が続投し、2年後に再び昇格して戻って
くる例もあります。


早野監督は1年間チームを見ていながら、3バック、4バック
というところすら固定出来ませんでした(使い分けられる
レベルにあったわけでもなかった)。
来季はどの程度選手が残るか分かりませんが、ユースから
上がってきた選手など、若手には良い選手が多いので
長期のビジョンで改めてチームを作り上げる事が出来る
フロント、監督を招いてまたJ1で対戦できる事を願って
います。