2nd Leg JUVENTUS 2-1(AGG 4-4) BREMEN(STADIO DELLE ALPI)
(J)TREZEGUET 65' EMERSON 88'
(B)MICOUD 13'
負けないこと 逃げ出さないこと
投げ出さないこと 信じ抜くことダメになりそうなとき それが1番大事
ベスト16の2nd Leg。1st Legでまさかの逆転負けを喫した
ユヴェントスがホームでブレーメンを迎える一戦。
ユヴェントスのメンバーは以下の通り。
IBRAHIMOVIC TREZEGUET
(DEL PIERO)
NEDVED CAMORANESI
(MUTU)
VIEIRA EMERSON
ZAMBROTTA CANNAVARO THURAM ZEBINA
(BALZARETTI)
BUFFON
直近のリーグ戦欠場したトレゼゲ、イブラヒモヴィッチが
復帰。1st Legで崩された右SBにはゼビナを配置。
ブレーメンはアウェイでも臆する事なく、自らのスタイルを
貫き積極的な姿勢で試合に臨む。
そして13分、左サイドのパス交換から抜け出したミクーが
飛び出したブッフォンの脇を抜くシュートを決めて早々と
ブレーメンが先制する。これでユヴェントスが勝ち抜けに
必要な得点は2となり、ブレーメンは精神面で優位に立つ。
そのせいか、ユヴェントスは全くパスがつながらず、攻撃を
組み立てられない。
前半はブレーメンの1点リードで終える。
後半に入り、早い時間にカモラネージ、イブラヒモヴィッチを
下げ、デルピエーロ、ムトゥを投入。勢いが収まったブレーメン
に対し攻勢に出る。
65分、トレゼゲとネドヴェドがワンツーパスでDFラインの裏を
突き、最後はトレゼゲが落ち着いて流し込みトータルで1点差に。
その後も攻め立てるユヴェントスだったが得点を奪えずにいた
88分。右CKからはね返されたボールを再びゴール前に送る。
ブレーメンGKヴィーゼがキャッチしたものの、着地でバランスを
失いボールをこぼし、素早く反応したエメルソンが無人のゴールに
蹴り込んで遂に逆転。トータルスコアでも並び、アウェイゴール
2倍ルールでユヴェントスがベスト8へ勝ち上がりを決めた。
冒頭の歌、筆者より若い方はご存知ないかも知れませんが、
「大事MANブラザーズバンド」の「それが大事」という曲です。
本当に強い気持ちが大事だなと思いました。筆者は正直、失点した
瞬間に諦めましたｗ
トレゼゲのゴルも、「オフサイドは？ ないの？ 大丈夫？」などと
思ってるうちに喜ぶのを忘れてましたし、「まだあと1点」という
思いもありました。
そして運命の88分、ヴィーゼがキャッチして、エメルソンが
下向き加減に戻って行く様がアップで映し出されて、「あぁ…」
と思ってたら引きの画面になった瞬間に、ボールがコロコロと
ゴールの方へ向かって行き、みんなが手を挙げて喜んでいる。
「え？ よく分からないけど入った━━(ﾟ∀ﾟ)━━━ !!!」状態（笑。
ヴィーゼがそれまでにタイミングの良い飛び出しなどでグッドセーブを
続けていたので責められないですけよね。間違っても冷やかす
気持ちは起こりませんし。
試合中に下を向くのはご法度ですが、たまには良い事もあるもんだ
と思いました。エメルソンは完全にボールを見てなかったのに
突然足元にボールが転がって来て、振り向き様に「適当に蹴ったら
入った」という感じでしたからね。
試合内容としては、前半は相変わらず立ち上がりの遅さを突かれて
失点。ブレーメンはDFラインを高く設定してコンパクトにした
布陣からプレスをかけて来ました。そこでパスを奪われてのミスが
続いただけに、後半も同じように来られたらまずかったでしょう。
FW陣が中央から裏を狙い続けるのが不満でした。サイドから
並行に流れて裏を狙うなどの工夫をしないと、ズラタンの様に
無駄なオフサイド地獄にはまるわけです。その点、ミクーはその
動きからオフサイドを回避して抜け出してのゴルでした。
BUFFON 6.5 ZEBINA 5.5 THURAM 6 CANNAVARO 6 ZAMBROTTA 6 (BALZARETTI 6) CAMORANESI 5 (MUTU 6) EMERSON 7.5 VIEIRA 7 NEDVED 8 TREZEGUET 7 IBRAHIMOVIC 5.5 (DEL PIERO 6)
最近ネドヴェドが絶好調なおかげで救われました。しかし次節は
出場停止。ドローでまた1st Legがアウェイになれば、今度こそは
引き分けでも十分なんですがね。もっともカモラネージ、ムトゥと
いるので攻撃も十分に対応出来るとは思います。
