QF 1st Leg ARSENAL 2-0 JUVENTUS(HIGHBURY STADIUM)
(A)FABREGAS 40' HENRY 69'
クォーターファイナルの1st Leg。ユヴェントスの
メンバーは以下の通り。
IBRAHIMOVIC TREZEGUET (ZALAYETA) MUTU CAMORANESI (CHIELLINI) VIEIRA EMERSON ZAMBROTTA CANNAVARO THURAM ZEBINA BUFFON
ユヴェントスはデルピエーロが負傷、ネドヴェドが出場停止で
帯同せず。
試合はお互い様子を見る形でゆっくりとした立ち上がりになる。
雨によりグラウンドがスリッピーで、ユヴェントスは
イブラヒモヴィッチ、ムトゥがボールの扱いにてこずる一方、
アーセナルはロンドンのチームだけあって雨には慣れたもので、
固いユーヴェDF相手にシュートまで至らないまでも正確な
ボールタッチを見せる。
そして40分、ヴィエラからボールを奪ったピレスから早いパスを
回し、最後は後ろから飛び出したセスクがテュラムの股間を抜く
シュートを決め、ホームのアーセナルが先制。
後半もアーセナルは慎重な姿勢を見せ、カウンターアタックを
多用する。ユヴェントスの稚拙な攻撃がこれを助ける形でアーセナル
が試合を優位に進め、69分にはリスタートから一気にボールを
前に運び、セスクからパスを受けたアンリが難しい体勢から
シュートを決めて追加点。その後ユヴェントスは2人の退場者を
出した事もあり、試合はこの得点で決した。
─―――
日本全国津々浦々、アーセナルファンの皆さん*1
まずはおめでとうございます。完全に押し込まれた試合では
ありませんでしたが、見事、作戦が的中したという面では
アーセナルの完勝でした。アウェイゴールも許しませんでしたしね。
一方のユヴェントスですが、内容が悪過ぎました。序盤に失点が
多いので、アーセナルが猛攻を仕掛けてくると思いましたが、
それはなく、むしろ良いペースで入れたのに一瞬の隙を突かれた
感があります。得点差は大きいですが、'02-'03シーズンに準決勝で
当時最強だった「銀河系」レアルマドリーに3−1で圧勝した過去も
あるので諦めてはいません。
怪我した選手はいなかったと思いますが、悪質なタックルを浴びた
選手の皆さんには代わって謝罪します。
選手の出来は悪かったですが、前半のうちはスリッピーなグラウンドも
影響したので、そこは許してあげたいと思います。イタリアはあまり
雨の試合がないですからね…。後半は選手もだいぶ慣れていた
みたいなので、不満ですが。
それにしてもヴィエラの出来が悪かった。これは結果がどうあれ
言及しようと思っていましたが、この日もカードをもらった以外にも
危ないタックルしてましたし、やはりエメルソンの方が数段上の
プレイヤーだと改めて認識しました…。
イングランド流にフォローしたあげるなら、「敵」として
ハイバリーに戻ったので心理的な面がプレーに影響したとも
言えます。ただし、イタリア流に口撃するなら、
試合終盤タラタラ歩いて諦めてるんじゃねぇ〜( ゜Д゜)ゴルァ!!
やたらミスパスもありましたしね。
退場したカモラネージ、ゼビナと同じく、累積で次節出場停止です。
ゼビナも、何故カペッロはリーグで使わないのにCLで使うのか…。
まあでもこれで、2nd Legはユヴェンティーニが望むリッピ時代の
ような攻撃サッカーが観られる事でしょう。
希望としては、
TREZEGUET ALEX ZALAYETA NEDVED MUTU EMERSON BALZARETTI CANNAVARO THURAM ZAMBROTTA BUFFON
みたいなね。最近のユーヴェを観ていると、このくらい思い切らないと
2得点は難しいです。1点取られたらほぼアウトですが、0−0で終わる
のは悔いが残るので、当たって…どうなるか、ですね。
BUFFON 6.5 ZEBINA 4 THURAM 5.5 CANNAVARO 5.5 ZAMBROTTA 6 CAMORANESI 5.5*2 EMERSON 6 VIEIRA 5 MUTU 4.5 (CHIELLINI 5.5) TREZEGUET 4.5 (ZALAYETA s.v) IBRAHIMOVIC 5
前半、ユーヴェにとっては当たり前の守備を、解説の粕谷さんは
べた褒めしてましたね。彼が肩入れするチームは負ける法則見事に
発動○| ̄|_