SF 2nd Leg BARCELONA 0-0(Agg 1-0) AC MILAN(ESTADIO CAMP NOU)

バルセロナは長期離脱中のシャビを除いてほぼベストメンバー。
ミランネスタが欠場。インザーギが復帰。


試合は開始35秒、ミランが右サイドからミドルシュート
放って幕を開ける。
2分にはバルセロナイニエスタエトオとつなぎ、エトオ
1対1のチャンスを迎えるもヂダがセーブしてチャンスを逸する。
その後互いに攻撃を仕掛け、15分にミランDFのミスから、またも
エトオが1対1のチャンスを迎えるもヂダがセーブ、こぼれ球は
コスタクルタがクリア。
20分のロナウジーニョのシュートはわずかにバーの上へ外れ、
22分のシェフチェンコのシュートはサイドネットの外側へ。


後半に入っても、49分のセードルフのパスで裏を突いた
シェフチェンコのダイビングヘッド、53分のロナウジーニョ
ジュリとつながり最後にベレッチが惜しくもクロスに合わせられ
なかったシーンなど、互いにチャンスを作る。
そして68分、ミランが速いリスタートからゴール前にロングボールを
送り、プジョルに競り勝ったシェフチェンコのヘディングシュート
がゴールに決まる。しかしこれはファウルの判定で認められず。
その後バルセロナにも75分のラーションのダイビングヘッドが
あったもののヂダにセーブされ、試合は0−0のまま終了。
2試合合計スコアでバルセロナが決勝へ進出した。


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まずは両者の戦いに拍手、という試合でした。
バルセロナは高い個人技をベースに、細かなポジションチェンジ
から成るパスワークサッカーは観る者を楽しくさせてくれました。
ミランはDFラインの裏を中心に、スペースを狙うサッカー。
バルセロナの固いDFに苦戦しましたが、それでもいくつかの
決定機を作り出したのは見事でした。


バルサはリードを拡げるためにも、得点が欲しかったところ
ですが、2度の1対1のチャンスをヂダに防がれるなど、やや決定力
が不足しました。
ミランは、こちらもかなりの決定機を作ったのでゴールは見かけ
よりも近かったのではないかと思って観ていましたが、最後まで
バルサDFを打ち破る事が出来ませんでした。シェヴァのゴールが
取り消されたのはやや疑問でしたが…?
2季前のCLでのミラノデルビーで、インテルカンビアッソ
ゴールを取り消したのもこのメルク主審でしたね。