鹿島 2-1 名古屋(カシマスタジアム)

(鹿)岩政 68' ファビオ サントス 80'(P)
(名)津田 10'
名古屋のメンバーは以下のとおり。

       増川
       (秋田)
   杉本      津田
   (豊田)     (片山)

   藤田      中村
       山口

 本田 古賀 スピラール 大森

       楢崎

sub:川島、渡邊、須藤、橋本
coach:フェルホーセン

名古屋は玉田、キムが負傷、ヨンセンが代表召集で欠場。


名古屋は攻撃陣が揃わないながらも3トップを維持。増川を中央に入れる。
この布陣が功を奏して11分、山口が左サイドのスペースへパス。追いついた杉本が
マイナスのクロスを送り、ファーサイドで待つ津田がこれを落ち着いて決めて
名古屋が先制。サイドの2人が得点に絡む。
12分、右からのクロスに野沢がボレーで狙うがわずかにバーの上へ。
38分鹿島のFK、直接狙ったシュートは壁に阻まれてゴールラインを割るがゴールキック
の判定*1


後半に入り48分、杉本が右サイドからクロスを送るが津田のボレーは上へ外れる。
50分、古賀が負傷でピッチの外に出ている間に杉本が自陣でミスパス。奪った深井は
本田をかわしてシュートを撃つがGK正面。
58分内田がドリブルでしかけ、ゴール前でワンツーパス。野沢のスルーも手伝って1対1に
なるが楢崎が飛び出してこれをファインセーブ。
完全に後手に回る名古屋は63分にFKから本田が狙うがGKがパンチで逃れる。
そして67分、鹿島は右FKから岩政がフリーでヘディングシュート。ゴールに決まって
鹿島が同点に追い着く。
74分、名古屋は増川に代えて秋田を投入。古賀を前線へ上げて秋田を古賀の位置へ。
79分、押し込む鹿島が得た左サイドでのFK、クロスに対して岩政が飛び込むが触れずに
楢崎がパンチングでクリア。難を逃れたかに見えたが主審がホイッスルをならし、秋田に
イエローカード。PKの指示。やり直しを含めてファビオ サントスが2度冷静に決めて
鹿島が逆転。名古屋はまたも後半に劣勢になる展開によってゲームをひっくり返された。


――――
前半は良いんですよねぇ。前半は。ただ後半になると明らかに疲れが見えて攻撃に
出られなくなる。そのために押し込まれる展開が続いて、いずれはゴールを割られるという
感じでした。
攻撃力はだいぶ信頼できるものになって、前半をリードで終えることも多くなって
いるので、もう少しゲームの運び方を工夫して欲しいです。
後はセットプレーの守備。この日もFKから1失点。お願いだからマンマークにして
欲しいです。
次節は大森が出場停止。物理的に1人しかいない(笑、右サイドバック。誰が代わりを
務めるのか。3バックかなぁ…。

楢崎      6.5
大森      5.5
スピラール 6
古賀      6
本田      6
中村      5
山口      6.5
藤田      5.5
津田      6.5
(片山     -)
杉本      6
(豊田     -)
増川      5
(秋田     6)




*1:主審は副審に確認したが副審も見逃す。CS解説の相馬氏、野々村氏が苦言