INTER 1-1 SAMPDORIA(STADIO GIUSEPPE MEAZZA)

(I)BONANNI(O.G) 80'
(S)FLACHI 48'(r)
インテルはターンオーバーでアドリアーノフィーゴがベンチスタート。
クレスポイブラヒモヴィッチの2トップ。


前半はインテルの決定的チャンスをサンプドリアGKカステラッツィが
神がかり的なセーブで凌ぎ0−0のまま終了。
そして48分、PA内でフラーキとハイボールを競り合ったコルドバがファウルを
犯してサンプドリアにPK。これをフラーキが決めてサンプドリアが先制。
インテルは完全に引いた相手を崩すことが出来ずに、アドリアーノフィーゴ
投入。マンチーニの指示は「4−2−3−1」*1クレスポをトップに置き、その後ろを
イブラヒモヴィッチアドリアーノフィーゴが自由に使うよう変更。
80分、インテル左CKのクロスにカステラッツィが飛び出しながら触れず、後ろに
いたボナンニに当たってボールはゴールへ。インテルはラッキーな形で同点に
追い着く。
そして布陣変更の結果が現れたのがその直後、イブラヒモヴィッチがDFラインの
裏へロビングパス。アドリアーノがヘディングで合わせてゴールを決めたが、
判定はDFへのファウル。結局追加点は奪えずにドロー。インテルはホームで勝ち点
2を落とした。


――――
サンプドリアが定石どおりの戦いを見せていたのですが、リードした後あまりにも
引きすぎたために守る時間が多すぎたのが失点の一因だったと思います。後半途中
までは好セーブを見せていたカステラッツィも神通力が切れたのか、ミスを犯して
しまいました。
ユーヴェからローンで出向中のオリベーラはボールを失うことが多く、散々な出来
でした。


インテルは豊富な選手を使うためのターンオーバーをしているようですが、この試合
では裏目に出ました。この試合では左SBに入ったサネッティこそ何度も突破を試みて
いましたが、他の選手にチャレンジが少なく、なかなか相手を崩すまでに至りません
でした。ズラタンも相変わらずゴール前で持ちすぎですし。ヴィエラも前半は良かった
のに後半急に消極的になって消えかけていました。

*1:現地実況でピッチリポートの人が言ってました