JUVENTUS 5-0 CROTONE(Stadio Olimpico di Torino)
(J)NEDVED 17' BALZARETTI 23' DEL PIERO 44' 65' 79'
ユヴェントスのメンバーは以下のとおり。
DEL PIERO TREZEGUET
NEDVED CAMORANESI
(MARCHIONNI)
GIANNICHEDDA ZANETTI
(PARO)
BALZARETTI CHIELLINI ZEBINA BIRINDELLI
(BOUMSONG)
BUFFON
dis:MIRANTE,PICCOLO,BOJINOV,ZALAYETA
all:DESCHAMPS
不安定な守備が続くCBには負傷気味のピッコロに代わってゼビナが。
レグロッターリエは再び離脱。ジャンニケッダがボランチに入った。
4分、バルザレッティのクロスからトレゼゲがヘッドで狙うがGKがセーブ。
17分アゲインの右CK、クリアされたボールをネドヴェドが拾いDFをかわして
シュート。これが決まってユヴェントスが先制。
20分、クロトーネは細かいパスをつないでゴール前に迫り、ディオニージが
振りの速いシュート。しかし左へ外れる。
22分、デルピエーロがゴール正面で背を向けた状態から浮き球を胸トラップ
して反転、シュート。GKが弾いて上へ逃れる。
23分、そのCKでこの試合何本も行っているショートコーナー。パスを受けた
バルザレッティが右足で鋭いクロスを入れると誰も触れずにボールはそのまま
ゴールイン。思わぬ形でユヴェントスに追加点。バルザレッティは移籍後
初ゴール。
31分、ビリンデッリのクロスにデルピエーロがヘッドで合わせるが左へ。
42分、ネドヴェドから左へ開いたトレゼゲ、デルピエーロとつながり、クロスに
ファーサイドでカモラネージ飛び込むがわずかに上へ外れる。
44分、ゼビナのサイドチェンジをライン際でネドヴェドがヘッドで落とし、
フォローしていたバルザレッティがデルピエーロへ。デルピエーロが右足で
切り返して左足のシュートを逆サイドに決める。
追加タイムにもデルピエーロは鋭いシュートを放つがGKにセーブされ、こぼれに
詰めたトレゼゲはオフサイド。
55分、クロトーネの攻撃、左サイドを崩して最後はディオニージがシュート。
低くて速いシュートだったがブッフォンが安定したキャッチでセーブ。
62分、デルピエーロのパスでDFラインの裏へ抜けたトレゼゲが1対1でシュートを
撃つが左ポストに阻まれる。
65分、自陣ゴール近くでクロトーネのFKをネドヴェドがカット。デルピエーロが
ドリブルで持ち上がり、クロスしたトレゼゲのいたスペースへ進入。そのまま左足で
シュートを放ってゴール。
68分、デルピエーロとのワンツーでマルキオンニがゴール前へ。パスを受けた
トレゼゲはダイレクトでシュートを放つがGKがセーブ。
69分にも再びトレゼゲが後方からの浮き球を難しい体勢でボレー。
79分、マルキオンニのロングパスをトレゼゲが胸トラップ、デルピエーロへパス。
デルピエーロはDFを外してシュートを決める。デルピエーロはトリプレッタ。
ユヴェントスが攻守に渡って良い結果をだした。
――――
Grande Alex!
まあクロトーネDFが緩いこともあったんですが、それにしても高い技術を見せてくれました。
シュート、トラップやドリブル時のボールタッチの正確性が素晴らしい。ホームでトリプレッタ
できて本人も、ティフォージも満足でしょう。
あとはバルザレッティが良かったです。上手いというレベルではないけれど、何度も
上下動を繰り返して攻撃参加できるのはSBとして大きな強み。彼が安定すればキエッリーニを
CBに回して今後も共存できるかも知れません。
意外なところではゼビナが安定して見えました*1。これが良いのか悪いのか…（苦笑。
クロトーネは前節のユーヴェの試合を研究してDFラインに圧力をかける3トップを編成し、
ロングボールで裏を突く攻撃をしかけてきました。後半にはキエッリーニのバックパスミスを
誘発してあわやオウンゴールという場面がありましたから狙いは良かったですが、DFが踏ん張れ
ませんでした。あとは上述どおり、ゼビナが予想外の好プレーでしたし。
以下、個人的採点。
BUFFON 6 BIRINDELLI 6 ZEBINA 6.5 (BOUMSONG s.v) CHIELLINI 5.5 BALZARETTI 7.5 CAMORANESI 5.5 (MARCHIONNI 6) ZANETTI 6 (PARO 6) GIANNICHEDDA 6 NEDVED 7 TREZEGUET 6 DEL PIERO 9
*1:交代はブムソンの慣らし運転？のため
