JUVENTUS 1-1 SAMPDORIA(Stadio Olimpico di Torino)
(J)AMAURI 62'
(S)PAZZINI 10'
ユヴェントスのメンバーは以下のとおり。
DEL PIERO AMAURI NEDVED POULSEN TIAGO CAMORANESI (GIOVINCO) (MARCHIONNI) MOLINARO LEGROTTAGLIE MELLBERG GRYGERA BUFFON dis:MANNINGER,CHIELLINI,ARIAUDO,EKDAL,MARCHISIO all:RANIERI
サンプドリアに先制はされましたが、特に後半は
ジョヴィンコを入れて猛攻を仕かけることができたので、
惜しい試合でした。シュートがポストに3回も当たる
不運もありましたので、得点は1でしたが、攻撃面では
良かったと思います。
この試合を観終えて思ったのが、やはりユーヴェに
派手さは不要、ということでした。この試合もそうでしたが、
攻撃が好調でもDFラインの乱れを突かれてワンチャンスで
得点されてしまうという、ここ最近の守備組織の低下が
勝てない原因であることは明らかです。
従って、開幕前に「攻撃的なセントラルMFが必要」と
声高に叫ばれていたのは間違いだったのではないかと
思い始めています(結局獲得したのはポウルセンでしたし)。
強烈に守備ができる選手を2枚並べて、FWとサイドの4人、
サイドバックの5人くらいに攻撃を任せて、何とか1点
取って守り勝つ。そんな試合運びがユヴェントスには
合っているのでしょう。
ティアゴも攻撃面では良い動きををしたと思いますが、
残念ながらボールを奪う選手ではないんですよね。
ポウルセンも意外とがつがつしたタイプではない。
シソコが戻ったとしても、彼1人に全てを任せるよりは
マルキージオと並べてセンターを固める方が、つまらなくても
勝つサッカーができると思いました。
この試合でもCBのレグロッターリエがカッサーノと
対峙する場面を見るたびに、MFのフォローのなさを実感
しました。
良かった点も書いておくと、何と言ってもジョヴィンコでしょう。
サイドでリズムを作ってアシストもしましたし、ネドヴェドや
アレックスとターンオーバーで使っても良いと思いました。
出てきたときは「トリデンテ(3トップ)か!」と思いましたが、
そこはラニエリ、サイドで使ってネドヴェドをセンターに
回す安定度を求めましたね(苦笑。