USA 1-3 ITALIA(Loftus Versfeld Stadium)

(U)DONOVAN 41'(P)
(I)ROSSI 58' 94' DE ROSSI 72'
コンフェデレーションカップ、イタリア初戦の
メンバーは以下のとおり。

     IAQUINTA   GILARDINO   CAMORANESI
                  (TONI)   (MONTOLIVO)

       PILRO     DE ROSSI    GATTUSO
                         (ROSSI)

  GROSSO   CHIELLINI  LEGROTTAGLIE  ZAMBROTTA

                  BUFFON


dis:AMELIA,DE SANCTIS,CANNAVARO,DOSSENA,GAMBERINI,SANTON,
PALOMBO,PEPE,QUAGLIARELLA

all:LIPPI

試合開始から攻撃に人数を割くイタリアが、どうにも不安定な
守備を見せていましたが、40分にキエッリーニがペナルティ
エリア内でアルティドアを倒してアメリカにPKのチャンス。
これをドノヴァンが決めてアメリカが先制。
この前にはアメリカの選手が退場、さらにオフサイドで取り
消されたもののオウンゴールをするなど、イタリアに流れが
傾いてもおかしくないプレーが続いていたので、イタリアに
とっては非常に痛い失点となった。


後半に入ってもイタリアは効果的な動きができないでいると、
ロッシ、モントリーヴォを同時投入。これが当たって58分、
ボールを奪ったロッシがドリブルから強烈なミドルシュート
決めて同点に追い着く。
さらに72分にもデ ロッシがミドルシュートを決めて逆転。
ロッシが入ったことで前線が活性化されたイタリアはこの後
攻めながら時間を使い、追加タイムにピルロのクロスに
ボレーシュートで合わせたロッシが追加点を挙げて試合終了。
イタリアが初戦を勝利で飾った。


――――
ユヴェントスの選手が5人も出てるぜー! なんて喜んだのは
試合途中までで、両CBとカモラネージはあまり良くありません
でした。
特にCBはアメリカのFWと距離を開けすぎて、簡単にキープ
されたり裏を取られかけたり。もちろん中盤からもっと
ボールにプレスをかけるべきなんですが、カウンターを
されたときにFWを離してるものですから、まずい守備に
つながってしまいました。特に相手退場後は1人だけ前線に
残していたんだから、もっと張り付いていても良かったと
思います。


攻撃は解説の風間さんがしきりに言っていたように、アイデア
不足。ピルロ、デ ロッシが出すスペースを突くパスは悪く
ないのですが、サイドで受けた選手へのフォローの動きが
なかったので個人技頼みになっている部分がありました。
後半途中からがロッシが動いてもらうということを積極的に
行ったために有効なスペースが生まれて活性化しました。
アメリカに退場者が出ていなければどうなっていたかは
分かりませんが、最終的には3点取れたことは自信につながるの
ではないかと思います。