ベストイレブン

ミランの圧倒的な強さで終えたシーズン。全体を
振り返る前に思いつきの企画としてベスト11を発表。
でも試合観てないから選ぶのに苦労するポジションも
あったりするけど。


・GKパリュウカ(BOL)…ボローニャの試合を観たときは活躍
            していた。
・DFマンシーニ(ROM)…得点力のあるところも見せた。
           スピードのある突破も魅力。
・DFサムエル(ROM)…抜群の安定感。セットプレーでの
          ヘディングも武器。
・DFマルディーニ(MIL)…一時の衰えを完全に払拭。読みに
            一層の磨きがかかる。
・DFサネッティ(INT)…ここ何年もずっと安定感のある
           プレーを披露。名実ともにキャプテン。
・MFエメルソン(ROM)…大きな怪我もなく本来の実力を発揮。
           クラブの事情で他クラブから獲得の誘い。
・MFガットゥーゾ(MIL)…攻撃的なチームにあって迫力ある
            守備で貢献。時に効果的な攻め上りも。
・MFカカ(MIL)…1年目にしてこの活躍。ミラン優勝の立役者の
        1人。ドリブル、シュート、パスどれも良し。
・MFトッティ(ROM)…今季はFWとして活躍。ゲームメイクだけ
          でなく得点力も発揮。筆者はEURO2000時から
          FWが適性だと思っていたが…。
・FWシェフチェンコ(MIL)…昨季の大不振から復活。
          得点でチームを牽引した。
・FWチェヴァントン(LEC)…下位チームに所属しながら
             得点ランク上位につける活躍。
             スピードある突破、FKが魅力。


迷ったのはGK、左SB、FWのシェヴァの相棒。ちなみに
フォーメーションは以下の通り。

   チェヴァントン   シェフチェンコ
 トッティ            カカ
      エメルソン ガットゥーゾ
サネッティ マルディーニ サムエル マンシーニ
         パリュウカ



GKは神がかり的なセーブが減ったブッフォン(JUV)、
トルド(INT)は平均以上のプレーだがあえて除外。
左SBはいい選手が見当たらなかったために右に
マンシーニを入れ、サネッティに回ってもらった。
FWはトッティをMFに下げたために欠員。インパクトを
残したチェヴァントンを登用。
さすがに上位チームにはまだ他にもいい選手がいるが、
ベストパフォーマンスからマイナス要素を差し引いて
選ばれなかった選手も多い*1
もちろん中堅以下にも動きの良かった選手はいたが、
ベスト11に入るほどではなかったように思う。


ちなみにワーストは以下の通り。
・GKブッフォン(JUV)…前述どおりやや不調だった。セリエでは  
           不安定なGKは殆どいないので余計に目立っ
           たか。トルドも候補。
・DFカンナヴァーロ(INT)…安定度は戻りつつあったが怪我多し。
・DFネスタ(MIL)…安定度はあったが怪我で迷惑を掛けた。CL敗退
         の試合も怪我上がりで狙われた感あり。
・DFマテラッツィ(INT)…長期の出場停止でカンナヴァーロと共に
            DF不足の要因に。筆者は元々いい選手と
            思わないけど(笑)。
・DFレグロッターリエ(JUV)…昨季のプレーを見せられずチームと
              しては完全に誤算。怪我もあった。
・MFトンマージ(ROM)…遂にポジションを奪い返す事なくシーズン
           終了。調子を落としたのは代表にも影響。
・MFカンデラ(ROM)…調子を落として試合に出られず。優勝シー
          ズンに見せた攻撃力は影を潜めた。
・MFカラーゼ(MIL)…怪我と不調で全くダメ。
・FWモンテッラ(ROM)…怪我で1シーズンを棒に振る。
・FWヴィエリ(INT)…得点は少なくないが別の要因で試合に出
          られず?
・FWデルピエロ(JUV)…大事なところで怪我。出だしは好調だった
           だけに残念。

             ヴィエリ
     デルピエロ         モンテッラ
     カラーゼ   トンマージ   カンデラ
レグロッターリエ マテラッツィ ネスタ カンナヴァーロ
             ブッフォン

「ワースト」と呼ぶほどではない選手もいるが、期待度と貢献度の
反比例を考慮。

*1:ピルロ(MIL)、ブッフォン(JUV)、レグッロターリエ(JUV)