Final Monaco0−3Porto

モナコ派だったんですが残念です。でもお互いに
いいサッカーしてここまで上がってきたので、
下馬評も五分だったように思います。


では何故スコアに開きが出たのか?
展開としてはモナコの方が押していた。しかし
組織の力がほぼ五分なのに対し、個人技ではポルト
勝ったかな、と。
そして結果論になるが、モナコデシャン監督)は
やや逃げ腰だったかなぁ。ボランチ3枚置いたらそりゃ
攻撃力は鈍りますよ。
システムは4−3−2−1の変則型。試合前の予想
フォーメーションがこれで実際はジュリがトップに
入る形で4−3−1−2気味。ただし「1」はロテンが
左サイドに張る「1」なので、右サイドからの攻撃が
出来なかった。ボランチ3枚も必要だったかなぁ…。


しかしそうは言ってもスピード不足のポルトDFの裏を
再三狙っていたのはジュリであり、そのジュリが負傷
退場してしまった事がモナコ最大の誤算かな。
モリエンテスも90分殆ど消えてたしな。
逆にポルトはジュリなき後DFラインを完璧に設定して
モナコにチャンスを与えない。トラップミスをモナコ
DFがクリアミスしたボールから先制するなど運にも
恵まれていた。
後はラインを下げ過ぎない程度にカウンターを狙って
2点を追加。決して圧倒的に内容で勝った訳ではない
けれど、少しの誤差が結果的に大きな差(得点)と
なった典型だった。


それにしてもモウリーニョ監督全然喜ばんね(苦笑)。
敗軍の将のようだ…。