KASHIMA 0-5 BARCELONA

会場は5万6千人の大入り。以前ここで

マドリーが陽ならバルサは陰

なんて事を書いたけど、

むしろバルサが熱い

。キチンとしたサッカーファンという
意味ではマドリーのそれよりも数は多いかも。
バルセロニスタカンプノウで流れる歌うたってたし。


試合の方は、4−3−3のフォーメーションが当たって
前半だけで3得点。
新加入のラーション、ジュリが非常にいい動きで、コンビネー
ションも問題ない。この2人の質の高いフリーランニングに
ボールを合わせるのがロナウジーニョ
ボールをもらいに(または守備に帰って)かなり低い位置まで
引いていても、裏を突く40〜50m先の味方にピンポイントの
パスを出せる。これが非常に有効で、鹿島は特に左サイドを
破られていた。無論それだけ新井場が攻めあがって、ジュリが
裏を狙っていたという事だが。


後半にはジュリに代わってルイスガルシア。昨季の3トップ
(右と左において)になって興味津々だったが、ルイスガルシア
はコンディションの問題なのかいまいちパッとせず。
しかし右に左利き、左に右利きという選手の配置は真ん中の
選手にクロスを合わせるというよりも内に切れ込んでシュートを
狙うやり方。つまりは

何が何でも真ん中こじ開けてやる

的な戦術(笑)。実際後半はそういう戦い方になってなかなか
効果的な攻めにまでは至らなかった。
それでもそのルイスガルシアと若手FWメッシーの2得点で
トータル0−5。


しかし鹿島も代表組不在で若手中心のメンバーだったとは
言え、随所に面白い動きを見せる中島ら収穫はあったと
思う。中島の動きなんて名古屋戦でやられたら
秋田さんは軽くぶっちぎられるでしょう。