NEWCASTLE 1-1 EVERTON

この試合は一方はプレミアらしくあり、もう一方はプレミア
らしくない試合で非常に楽しめた。
プレミアファンの方なら試合を観ていなくてもこの文章で
お分かり頂けると思うが、もちろんの事、ニューカッスル
攻めて、エヴァートンが守った展開。


開始5分でいきなりベラミーがゴールした時には「荒れそうだ」
と思ったけど、その後エヴァートンは落ち着きを取り戻して
とにかく守る。
ニューカッスルもクライフェルトがいいパス出しをしてベラミー
がそれに絡むという面白さが出ていたんだけど、何しろ
エヴァートンのDFラインの位置が低い事! ライン突破したら
ゴールラインも突破しそうなくらい(笑)。


正直エヴァートンは「守ってるだけ」に近いんだけど、時折
クリアとも言えるロングボールをFWのベントがうまくキープ
してくれるものだから、ニューカッスルDFも守備に帰らざるを
得ない展開を作っていて、ゴールチャンスこそないものの
「反撃」に近いもので応戦していた。
後半開始早々にエヴァートンがFKを獲得。これをカーズリーが
直接決めて同点。
結局このままエヴァートンがうまく守りきって*1アウェイで貴重な
勝ち点1を得た。
セリエファンからするとモイーズの作戦をうまく実行した
エヴァートンは非常に面白い試合をしたと思う。もちろん
勝敗がついた方が面白いに決まっているが、内容としてはかなり
濃いものだった。ニューカッスルの攻撃陣もいつも通り
楽しませてくれたし。



*1:むしろカウンターから相手GKギヴンをつり出して無人のゴールにシュートするチャンスまで作った