WESTBROMWICH ALBION 0-3 MANCHESTER UNITED

この試合はギグスに尽きる。
前半はバギーズ*1が守り一辺倒なのに
対してユナイテッドも攻めきれず、という展開。


しかし後半に入って54分にスコールズギグスから絶妙の
落としを受けてゴール正面からフリーでミドルシュートを決める。
シュートも素晴らしかったが、ギグスのパスが良かった。バギーズは
4人もつられては話にならない。
72分にもギグスが右サイドから右足でクロス。エインセ
素晴らしいヘッドの折り返しを見せてフリーのファンニステルローイ
難なくゴール。ここでもエインセにかなりのDFがつられてしまった。
最後はセットプレーの混戦からまたもスコールズ。ここでも
バギーズのDFがボールウォッチャーになってしまい、最後の
スコールズがフリーだった。


総じて観ればバギーズDFのまずさが目立っているが、ギグス
得点シーン以外でも効果的にパスを散らして攻撃の流れを
作っていた。
また、同じようにロイキーンも完全にさばき役に徹していい
仕事っぷりだった。2人とも経験を活かしてプレイするように
なってきて、全盛期とは違った良さが見えている。


バギーズは守っているだけで何の目的も感じられなかった。
上記のエヴァートンとは違って1トップもポストタイプではないが
故に全くボールをキープ出来ない。バイタルエリアでのチェックが
甘い。
B・ロブソンは何がしたかったのだろう…。2回目の仕事も
失敗で終わってしまうのか? カヌと稲本を使えばもう少し
良くなりそうだがカヌは怪我かな? 稲本はリザーブリーグ
出てるはずだからベンチには入れろって。
2人も負傷退場したのは監督としても誤算だったとは思うけどね。
コントラとか懐かしくて良かったよ。テリム・ミラン以来に観た。
アトレティコから引き抜いたのかクビになったのか。

*1:エストブロムの愛称