浦和 1-0(1-1PK2-4) 横浜FM

2戦目はホームの浦和が意地を見せて1勝1敗とし、
延長でも決着せずPK戦で横浜が勝利した。


途中までは横浜が逃げ切って優勝かと思ったが
アレックスがFKを直接決めて2戦目を勝利した。
アレックスに関してはずっと不調が続いていて、
かつてのキレがなくなっているので代表でも起用
の是非が問われているけどこんなところで大仕事。
でも浦和は最後までリーグ戦での勢いある内容は
見せられなかった。


一方の横浜は隙あらば追加点を奪おうという姿勢で
カウンターに終始。DFもしっかり組織されて*1万全の
様に思えたが中西の退場でプランが狂った。
横浜サポはもちろん、第3者から観てもあれは黄紙
では? という印象もあったけど。
中西の退場がなくともFKは決まったわけだが、
退場がなければもう少し攻撃にも時間を割けた
はず。
1戦目よりもかなり苦しい展開で、坂田、山崎に
それぞれチャンスがあったが、それでもあまりに
回数は少なすぎた。


2戦を通じて横浜の戦略勝ち、と言いたいが、
やはり1勝1敗という結果を見ても互角だったと
言うべきだと思う。
横浜の試合運びは浦和のPKのジンクスを考えての事
とも言えるが追いつかれた後のリスクを考えても
岡田監督も言うように

90分間で決着したかった

のは本音だろう。そして見事に追いついてその後も
勢いに乗って攻めた浦和もまたプラン通りと言える
からだ。
PK戦でなく「第3戦」で決着するならまた面白い
試合が観られたろうが、(おそらく)J史上最後の
チャンピオンシップはふさわしい2チームによって
締めくくられたと思う。



*1:1戦目よりDFラインが低い時間帯が多かったが