JUVENTUS 0-0 MILAN(差し替え)

ようやく試合を観ました。
とりあえずこの試合はミランのものだったと思います。
ずっとミランのペースだったし、ユーヴェもミスが多くて
ひどかった。


とりあえずパスミスが多すぎた。パスが長過ぎたとか、
味方と意図が合わなかったとかではない。
ことごとく相手にパスを出し続けた。特にゼビナ。
ローマ時代の不安定なプレーに戻ってしまったかのよう
だった。


デルピエーロも全く冴えが見られずに前半で交代させられた。
この試合ではネドヴェドイブラヒモヴィッチをサポート
するために中央寄りでプレーしていた。その為にアレックスは
得意でもある左サイドでプレーした。
しかしカウンター中心の展開だったので、適切なポジショニング
出来なかったアレックスにはほとんどボールが回らなかった。
カペッロもあくまで4−2−3−1ではなく4−4−2を意識させたい
らしく、同じFWのサラジェータを後半から投入した。
サラジェータは簡単なプレーに終始したのもあって多少の
リズム回復に貢献。やはりしばらくはアレックスよりもサラジェ
ータを先発させるべきでは。


同じようにカペッロの采配に疑問が残るのが、途中出場させる
タッキナルディについて。
彼は典型的な守備的MFタイプで、試合を動かすというよりは
安定させる選手。そんな選手をホームで0−0の展開で出場させる
のが分からない。
この試合はずっと押されていたし引き分けならば上々だが、
前節のブレシャ戦は何としても勝ち点3が必要な試合で同じく
0−0で登場。代わったのがそれぞれブラージ、アッピアという
運動量豊富な選手である事を考えても疑問を感じる。
強力なミドルシュートに期待? それならばネドヴェドの方が
上だし、何しろ決まったのをほとんど観た事がない。
セットプレーの高さに期待? ヘディングがそれほど強いとは
思えない。
カペッロの正直なところはバルサに狙われてるのを受けて、
出場時間を増やす事で彼のモチベーションを上げる事だと思う。
今は4人のボランチがいるが、彼が抜けると一気に不安になって
しまう。
もっと邪推するならば、戦力である事を示して移籍金をつり上げ
ようというところだろうか。


実際はバルサは会長が興味を示しているが監督はそうでもない
らしく、会長も

監督が必要としたら

と言っている段階に過ぎない。どこぞの会長みたいに取りまくって
現場が混乱、という事にならないからいい成績が出てるんだと思う。

−JUVENTUS−                        −MILAN−
PORTIERE(GK)   BUFFON       6(6.5)        DIDA       6(6)
DIFENSORI(DF)  ZEBINA       5(6)         CAFU       6(6.5)
               THURAM       6.5(6.5)       NESTA      7(7)
               CANAVARO     7(7)         COSTACURTA 6(6.5)
               ZAMBROTTA    6(6.5)        KALASE     6(6)
                                         (PANCALO   5.5)(6)
CENTROCAMPISTI CAMORANESI   6(6.5)         PIRLO      6.5(6.5)
(MF)           BLASI        6(6)         GATTUSO    6.5(6.5)
               (TACCHINARDI 5)(s.v)        SEEDORF    6.5(7)
               EMERSON      7 (7)        KAKA       6.5(6.5)
               NEDVED       6 (6)        
ATACCANTI(FW)  IBRAHIMOVIC  5.5(6)       SHEVCHENKO 7(7)
               DELPIERO     5(5)          CRESPO     6.5(6)
               (ZALAYETA    5.5)(6)

評価つけてみました。10が最高。カッコ内は伊『Gazetta dello Sport』紙の
評価。
結構センスありでしょうか?