LIVERPOOL 2-1 EVERTON(ANFIELD)
(L)GERARD,L.GARCIA
(E)CAHILL
「マージーサイドダービー」です。このダービーは何年か前の
3−3の試合が印象的ですね。
試合の方は荒れ気味。リヴァプールは前半だけで3枚の交代枠を
全て負傷選手に使わなければならない事態に。ただでさえ、
けが人の多いチームなのに本当についてないです。
リヴァプール戦は現地コメンタリーの音声で観るのですが、
ジェラードを
Mr.Everywhere
と称していたのは笑いました。イングランド(イギリス)人は
本当にユーモアに富んでいます。
リヴァプールはバロシュが度重なるチャンスを外したのが
痛かった。1つでも決めていればもっと余裕の展開だったと
思う。1対1が2度もあったうち、1つはヒバートが「ワンダフル
チャレンジ」(By現地コメンタリー)でブロック。もう1つは
GKマーティンがスパイクのポイントでかすかに触れてセーブ。
最後は悪質なタックルでレッドカードもらってしまうし。
エヴァートンはやはりグラヴェセン不在でボールが回らないのと、
ファーガソンの投入が早すぎた。投入後にハイボール放り込む
わけでもなく、パスを延々とカットされ続けて無駄な時間を
費やした。1点追い上げたのはロングボールを彼が落とした
ところにケイヒルが詰めたものだったので、早くから徹底して
放り込んでいれば。
そして代わりに下げられたベントは1トップながら何とかキープ
して頑張っていたので、もう少し引っ張って良かったし、あるいは
3トップでも面白かった。
ビシュチャンの肘撃ちもビデオ判定で何らかの裁定が出るかも
知れませんが、荒れ気味の試合でリヴァプールサポーターも
スタンドから手を出すのは良くないですね。
CLでユーヴェと当たるリヴァプールですので、一応現時点での
メンバーで予想してみました。ただし、リヴァプールはけが人が
多いので復帰も含めて読みづらいです。
デュデク <LIVERPOOL>
キャラガー ヒューピア
デルピエーロ イブラヒモヴィッチ
フィナン リーセ
ネドヴェド カモラネージ
ヌニェス ジェラード ビシュチャン スミチェル
エメルソン ブラージ
L.ガルシア
ザンブロッタ ゼビナ
バロシュ
カンナヴァーロ テュラム
ブッフォン <JUVENTUS>
リヴァプールはリーグ戦と違って1トップで来るので、余っている
L.ガルシアをきっちりつかまえられるかが重要。テュラムと
カンナヴァーロがバロシュとの兼ね合いでどちらかを見る事になると
思う。
最大のキーマン、ジェラードはおそらくエメルソンが見るだろう。
ブラージでは荷が重いし、タッキナルディは出場停止。
リヴァプールがリーセを前で使うか後ろで使うかは大きな分かれ目で、
カモラネージが守備に引っ張られるようだとユーヴェは苦しい。
リヴァプールは背の高い選手が多いものののセットプレーでのマークの
甘さは改善されていないので、ユーヴェは隙を突いて得点したい。
1番の問題は
ネドヴェドが間に合うか
で、その場合は4−3−3で行くのか4−4−2で行くかという事なんだけど。