BELARUS 1-4 ITALIA

(B)KUTUZOV 4'
(I)TONI 6' 14' 55' CAMORANESI 45'
イタリアのメンバーは以下の通り。

      TONI        GILARDINO
   (IAQUINTA)      (BALONE)

            TOTTI
 GATTUSO             CAMORANESI
                     (BARZAGLI)
            PIRLO

 GROSSO CANNAVARO NESTA ZACCARDO

           PERUZZI

試合は開始4分に右サイドからのクロスをフリーで
受けたクツゾフが冷静にゴールを決めてベラルーシ
が先制。
しかしイタリアはその2分後にトニのゴールで追い着き、
14分には逆転のゴールを決めて試合を制圧して
しまった。前半終了間際にもトッティのパスを受けた
カモラネージが、右サイドから逆サイドネットに
突き刺さるグラウンダーのシュートでゴールを
決めてイタリアが2点リードで折り返す。
後半もベラルーシは運動量がなく、フレブの個人技
頼みになりがち。逆にイタリアがカウンターで
トッティからジラルディーノへ。ジラルディーノ
シュートはGKに阻まれるもこぼれ球をトニが詰めて
トリプレッタ。その後イタリアは守備固めの交代を
行って難なく逃げ切った。ベラルーシはやや諦めが
見られた印象。


イタリアはこの日、前節から2トップをそっくり代えて
試合に臨みましたがジラルディーノ、トニはコンビネ
ーションという意味ではまだまだですが、2人のどちらに
当ててもキープ、競り勝つ事が出来るのは中盤の
選手も安心感が生まれて良いように思います。
中盤は1枚代えてカモラネージが先発。運動量豊富で、
ドリブルでも攻撃を作り、ゴールも決めて素晴らしかった。
トッティはラストパス、ピルロはその前の組み立てと、
役割がきちんと為されて中盤がうまく機能していました。
唯一守備的なプレイヤーとして入ったガットゥーゾ
相変わらずの安定感。慣れない左サイドを任されるも
十分な仕事振り。
DFラインは左にグロッソが入り、他はそのまま。
失点のシーンは、解説ではピルロがパスの出所を
抑えられなかった、とありましたし、確かにそれも
ありますが、ザッカルドがもっと中に絞っていれば
防げたように思いました。毎回批判して悪いけど、
嫌いなわけではなく、ミスが目立つかなと。
左のグロッソは元チームメイトのトニに抜群のクロスを
供給し続けたのは良かったです。好調の彼を外すのは
もったいないので、ザンブロッタを右に持ってくると
両サイドの攻撃バランスが取れると思います。グロッソ
を中盤に使うと、ガットゥーゾカモラネージ
どちらを外すんだ、という問題が難しいですからね。


次のモルドバ戦は今回のメンバーできっちりと
勝ち点3を取って、テストをするなら最終戦でお願い
したいです。最終戦でバタバタして欲しくないので。

次節スロヴェニアでした○| ̄|_ なおの事、全力で
勝ち、テストするなら最終節余裕のあると思われる
モルドバ戦で。