BRUGGE 1-2 JUVENTUS

(B)YULU MATOND 85'
(J)NEDVED 66' TREZEGUET 75'
ユヴェントスのGL緒戦。相手はベルギー王者のブルージュ
ユーヴェのメンバーは以下の通り。

      IBRAHIMOVIC    TREZEGUET
                     (ZARAYETA)

   NEDVED               CAMORANESI
                      (GIANNICHEDDA)
          VIEIRA    EMERSON

 ZAMBROTTA  CANNAVARO  KOVAC  BLASI

               ABBIATI

テュラム、ゼビナが負傷で欠場。CBにはコヴァチ、右SBは
ペッソットではなくブラージが入った。


開始直後からユーヴェが猛攻を仕掛け、ブルージュDFの
クリアミスからトレゼゲが1対1になるシーンなど、多数の
決定的チャンスを作り出すも全てブルージュGKスタイネン*1
阻まれる。その後、落ち着きを取り戻したブルージュ
徐々に形を作り始め、同等の内容になってきたところで
両者無得点のまま前半を終了。


後半に入ってユーヴェはリズムが作れず、逆にブルージュ
攻め立てる。右サイドのユル マトンドがスピードで突破を
計り、後ろからはデ コックがうまくパスを出して攻撃の
起点となる。
それでも得点を奪えないでいると、ユーヴェは66分、ゴール
正面やや左の位置からのFKをネドヴェドが直接決めて先制。
75分にもカモラネージが中央からボールを運び、DFラインの
裏へロブのスルーパス。反応したトレゼゲは飛び出した
スタイネンの頭越しにループシュートを決めて追加点を挙げた。
85分にはCKからの流れ出ユル マトンドがゴールを決め、
89分にはヴィエラがこの日2枚目のイエローカードで退場するも
反撃はそこまで。ユーヴェが緒戦で勝ち点3を獲得した。


スタメンは右SBにブラージが入るというサプライズ。ほぼ
無難にこなしたと思います。前半にはグラウンダーの速い
クロスでポストに当たるトレゼゲのシュートをアシストして
いましたし。ただ、以前本職のMFをやっている時から感じている
通り、攻撃センスはないです。ゼビナはスピードを活かして
ドリブル突破を計ったり、ワンツーで抜け出す場面もあるけど、
ブラージは不慣れな事を差し引いてもまだまだでした。
FW陣は、シュート外し過ぎ。シュート25本、内、枠内12本で
得点2は寂しい。前半、決定的なシュートをことごとく外した
トレゼゲは最後はゴールを決めたけど、ズラタンは無得点。
キープ力が頼もしいのは分かるけど、あそこまで外すなら
交代してもいいと思います。ズラタンと代えるなら役割を考えて
デルピエーロ、ムトゥのどちらかになると思いますが、ムトゥは
代表でも好調なようですし代えても良かったです。カペッロ
ちょっとズラタン固執しがちな気がします。


ヴィエラが2枚のイエローで退場したのは痛いですが、2戦目が
バイエルンじゃなくて良かった。この試合もきっちり勝ったし、
次戦はホーム。さほどの影響はないと思いますが、誰が出るん
だろ? 4-3-3で行くかな?
それにしてもブルージュGKは神でした。

*1:正GKが病欠で出てきた控えGKなんだそう。