JUVENTUS 2-0 INTER(STADIO DELLE ALPI)

(J)TREZEGUET 22' NEDVED 34'
イタリアデルビー。ここのところの対戦では分が悪い
ユヴェントスに対してインテルが勝ち点を詰められるか。


ユヴェントスのメンバーは以下の通り。

    IBRAHIMOVIC     TREZEGUET
    (DEL PIERO)     (ZALAYETA)

 NEDVED               CAMORANESI
        VIEIRA    EMERSON

ZAMBROTTA CANNAVARO THURAM BLASI
                    (KOVAC)
            ABBIATI

22分、ゴール正面でFKを得たユヴェントスイブラヒモヴィッチ
が強烈なシュートでゴールを狙う。GKジュリオセザールが
1度は弾くが、こぼれ球に素早い反応を見せたトレゼゲが、体は
右に流れつつもボールを左に押し込む難しいヘディングシュートを
決めてユヴェントスが先制。
またTREZEGOLキタ━━(゜∀゜)━━━ !!!
34分にもFKをネドヴェドが直接決めてユヴェントスに追加点。
しかし前半のうちにマテラッツィのタックルを受けたイブラヒモ
ヴィッチが負傷退場。


後半はイブラヒモヴィッチがいなくなったのが災いし、
ユヴェントスは前線でキープ出来ない分、押し込まれる展開に。
さらにトレゼゲまで負傷、インテルの一方的な展開になる。
インテルはここでレコバ、クルスと投入し、以前2点差を追い着いた
4トップを実現。攻勢に出る。
しかし以前のようにとにかくクロスを放り込むパワープレイは
全く見られず、突破が難しい中央にボールが偏り、結局得点を
挙げる事が出来ずにタイムアップ。ユヴェントスが辛くも前半の
リードを守り切った。


ユーヴェは右SBにブラージを起用。マルティンスにたびたび裏を
突かれるが、テュラムのカバー、ライン操作の助けを借りて
何とか守り切りました。そのために攻撃参加は皆無。これも後半の
苦しい展開の原因になったかも知れません。ただ本職でない守備を
頑張った事は評価出来ます。
ズラタンテュラムトレゼゲと負傷者が出たのは気がかり。
特に2トップ丸々いなくなってしまう去年のような状態になると
攻撃面では苦しくなってしまいます。
ネドヴェドはCLでもそうでしたが、FKを蹴る前の集中力は凄まじい
ものがあります。テクニックだけじゃなく、「念力」で決める
みたいな(笑。
筆者採点は下の感じで。

ABBIATI     6.5
BLASI       6
THURAM      6.5
(KOVAC      6)
CANNAVARO   6
ZAMBROTTA   6
CAMORANESI  5.5
EMERSON     6.5
VIEIRA      6.5
NEDVED      7
TREZEGUET   7
(ZALAYETA   s.v)
IBRAHIMOVIC 6.5
(DEL PIERO  5.5)

一方のインテルは相変わらずレフティー多いというネタに触れずには
いられません(笑。
この試合のメンバーも

左利き(8人)        右利き(6人)
JULIO CESAR                 CORDOBA
MATERAZZI                   PIZARO
SAMUEL                      FIGO
FAVALLI                     STANKOVIC
CAMBIASSO                  (JULIO CRUZ)
ADRIANO                    (ZE MARIA)
MARTINS
(RECOBA)

4:3の比率でレフティーが上回っていました。
それはともかく、勝った余裕から言える事ですが、試合内容は
さほど悪くなかったのに攻撃の最後の一手が出ませんでしたね。
もっと単純にサイドからのクロスで良かったと思います。
監督がレコバに中央でプレーしろと指示した*1時点で戦い方が
間違っていたかなと。右スタンコヴィッチ、左レコバからもっと
クロスがあれば中央でアドリアーノと、ユーヴェにとっては
最も怖いクルスが控えていたわけですし。レコバフィーゴ
代わっての出場だけに、なおさら役割はそういった事だったと
思います。レコバ本人はそれが分かっていましたが、チームとして
サイドに展開するプレーが少なかったと思います。


ともあれこれで2位とは勝ち点6差。気の早い話ですが、
開幕5連勝以上したシーズンは必ずスクデットを獲る
という法則があるそうですから期待してます。

*1:レコバ本人はサイドに張り続けた