UDINESE 0-2 BARCELONA(STADIO FRIURI)

(B)EZQUERRO 85' INIESTA 90+'
既に1位通過を決めているバルサと、引き分け以上で
通過が決まるウディネーゼの戦い。


ウディネーゼはむやみに攻撃を仕掛けずに、まずは
しっかりと守備をする戦い方で臨む。しかしバルセロナ
メンバーを落としていても高い能力を持つ選手が多く、
パスワークで徐々にチャンスを作る。
しかしジュリが完全に抜け出してGKと1対1になった場面を
含め、バルセロナは最後のところで決めきれない。
ウディネーゼイアクインタがなかなか基点となれず、
中盤からの押し上げが間に合わないうちにボールを
失ってしまう。
そんな前半はゴールの生まれないまま終わる。


後半に入り、ウディネーゼはより守備の意識を高め、
ほとんど守備一辺倒になってしまい、ラインを上げられない。
終盤、ウディネーゼイアクインタを下げてディミケーレ
投入。前線でキープするよりも、チェイシングに重きを
置いたと言えるこの交代が結果的には良い方向には
向かなかった。
ディミケーレがDFラインの裏に抜け出してGKとの1対1を
決められないでいると、そのバルセロナがすぐ後に
v.ブロンクホルストが左サイドを突破。クロスに対し、
エスケーロが放ったシュートはDFにブロックされたが、
こぼれ球を再びボレーシュートで狙いゴール。
追加タイムにもDFラインの裏へ抜け出たデコがGKを引きつけた
ところで走りこんだイニエスタにパス。合わせるだけで
良かったこれを難なく決めて追加点。試合を決着した。
他会場の結果、ウディネーゼは3位、UEFAカップにまわる
事になった。


ウディネーゼは残念でした。イタリア勢なので応援してた
のですが、最後の相手が悪かった。もちろん全チームと
当たるので条件は同じですが、ブレーメンは勝ち点で劣り、
パナシナイコスに対して勝ちに行くだけだったのに対し、
ウディネーゼは強豪相手に引き分けでも良かった。選択
としては守る事を選択したわけですが、結果的には
「守りすぎて」敗れてしまいました。
クラブの規模としてはUEFAカップでも十分素晴らしい
結果ですが、イアクインタを下げた采配等、コズミ監督は
マスコミからの糾弾は避けられないでしょうね。
バルサに関しては、控えメンバーでも十分に強かった
です(笑。