ARSENAL 0-2 CHELSEA(HIGHBURY)

(C)ROBBEN 39' J.COLE 73'
これ以上は水をあけられないたくないアーセナルと、引き分け
でも十分な首位を独走するチェルシーのロンドンダービー。


アーセナルは怪我人や出場停止でメンバーが揃わず、試合
開始からチェルシーが猛攻を見せる。それでも得点が奪えない
でいると、カウンターからアンリがポストに当てるシュートを
放ってからアーセナルが持ち返す。v.ペルシのゴールが
微妙な判定でオフサイドとされ取り消されたシーンなど、
惜しいチャンスを作り始める。
しかし先制点はチェルシー。39分、スルーパスで左サイドを
抜け出したロッベンが、GKの動きをよく見てファーサイド
シュートを決めた。
後半に入ってもチェルシーは堅守を崩さず、逆にまたも
カウンターでロングボールの処理を誤ったロウレンからボールを
奪ったJ.コールが、ペナルティーエリア外からコースを
突いたシュートでゴールを奪い突き放す。
終盤にはジェレミを投入して中盤の守備も固めチェルシー
勝利。モウリーニョ監督は終了前にコーチ陣と握手する余裕も
見せつけた。


チェルシーですが、強い内容でしたね。いわゆる

つまらないサッカー

という事になるんでしょうが、個人的にはああいう隙を
見せない内容というのが好きです。あのロングボールが通って
しまうところがグランパスと違うところ

アーセナルは、v.ペルシのゴールは残念でしたし、アンリも
2度くらい絶妙な突破を見せたりしましたが、基本的に攻め手を
読まれている感があります。
ベンゲルは「パスサッカーは止めない」と言ってますし、
それは構わないですが、4−4−2の限界を認めた方がいいのでは
ないかと思います。今流行の4−3−3でも、バルサを見れば
分かるとおり、十分にパスサッカーをやる事が出来ます。
ハイボールに強いFWがいない以上4−4−2の優位性を感じられず、
長年対戦する中で相手にも攻撃パターンを読まれてきている
気がするのです。
怪我人が多いので、今は仕方がない面もありますが、例えば

             HENRY
     v.PERSIE     LJUNGBERG

     PIRES             CESC
         GILBERT SILVA

 LAUREN CAMPBELL SENDEROS TOURE

            LEHMANN

今いるメンバーだけで組んでこういう形が出来ますが、
ベルカンプを入れてもいいですし、怪我が治ればコール、
レジェスというオプションもあります。
…まあロクに現状も把握しないで言ってるだけですが、
チェルシーリヴァプールだけでなくユナイテッドも
試すだけはやったので、アーセナルもやってみる価値は
あると思います。


余談ですが、アーセナルの公式サイトを見ると2、4、
5、6といった番号が空いてるんですね。9、10、11が
空いたグランパスに匹敵しますね(笑。