(追記)LAZIO 1-1 JUVENTUS

ユヴェントスのメンバーは以下の通り。

         IBRAHIMOVIC    TREZEGUET
                       (DEL PIERO)

      NEDVED                 CAMORANESI
                             (ZALAYETA)
             VIEIRA    BLASI

  CHIELLINI CANNAVARO THURAM ZAMBROTTA

                 ABBIATI

改めて観直してみたのですが、やはりテュラムのプレーが
まずいですね。ただしアッビアーティの動きも疑問。
テュラムからボールを奪ったのはマンフレディーニ。
キエーヴォ時代のプレーが印象強い彼が左利きというのは
知れた事。左サイドゴールラインぎりぎりのところで左利き
とあらばまずシュートの可能性はなくて、シュートを
撃たれてもポスト寄りに立っているGKの正面に飛んでくる
はずです。
それにも関わらず、アッビアーティは彼の足元(ボール)に
飛び込んでゴールを無人にし、ボールを受けたロッキは
戻されたボールを難なくゴールに蹴り込みました。
あそこはマンフレディーニのプレーを予測していれば、
防げたかはともかく少なくともロッキのシュートに反応
出来たはずです。あれはGKとしてはまずいプレーでした。


前回観られなかった部分では、55分、ズラタンが長いボール
キープからロブのパスを出してトレゼゲが合わせたシーンは
きれいでした。パスもそうですが、後ろからのボールを
ハーフバウンドでシュートを放ち、きちんと枠に飛ばす
技術のあるトレゼゲが素晴らしい。ペルッツィの好守で
残念ながらゴールならず。


戦術としては交代が遅かったかなと思います。デルピエーロ
トレゼゲに代わって入ったのは残り10分。エメルソン、
ヴィエラが揃っていると難しいのですが、一方が欠けていた
この試合では4−3−3に変更しても良かったかなと思います。
トレゼゲを残したままで、ブラージに代えてアレックス。
これで攻撃の幅が拡がったと思うんですよね。トレゼゲ
下げると純粋なストライカーがいなくなりますし、その後
投入したサラジェータはカモラネージに代わって右のMFの
位置に。これは機能していませんでした。サラジェータが
戻って守備をしていた事からも、4−3−3ではなかったのは
明白。引き分けでも悪くない試合とは言え、ミスで勝ち点を
落とす格好になっただけに強気で攻め抜いて欲しかったです。