PALERMO 1-2 JUVENTUS(STADIO RENZO BARBERA)

(P)TERLIZZI 12'
(J)MUTU 15' 34'


ムトゥGJ !


中断前2戦を落としているとは言え、やはりホームの
パレルモは強敵でした。内容では負けていたと思います。
勝負を分けたのは決定機で決められるかどうか。パレルモ
はカラッチョロ、マキンワがわずかに外したシーンが
幾度かあったが、ユーヴェは数少ないチャンスをムトゥが
決めました。
ユヴェントスのメンバーは以下の通り。

       IBRAHIMOVIC     TREZEGUET
       (DEL PIERO)

     MUTU                  CAMORANESI
            VIEIRA  EMERSON

 CHIELLINI  CANNAVARO THURAM PESSOTTO
                             (BLASI)
                ABBIATI

コヴァチ、ゼビナが練習中に負傷し、CBが本当に少なく
なってしまいました。ベンチにはバルザレッティ
クリーシト*1
クリーシト、知らない名前なので調べてみるとプリマヴェーラ
の選手ですね。クルゼイロから獲ったグラッヂストンは
どうしたんでしょう? 一応トップ登録なんですが。
クリーシトがCBかも分からないし、控えが0に近い
状態で不安です。
ザンブロッタが出場停止、ネドヴェドが内耳炎*2で欠場。


バカンス明けで調子が良かったのはパレルモ。12分に
1度はね返されたCKのボールをコリーニが再びクロス。
中でテルリッツィがきれいなボレーで合わせてゴール。
パレルモが先制する。
その後ユヴェントスがやや持ち直し、15分、左サイドから
流れてきたボールをフリーのカモラネージが速いクロスを
送る。逆サイドでイブラヒモヴィッチが折り返し、ムトゥが
これをヘディングシュート。シュートはバーに嫌われるが、
自ら拾ったボールをDFをかわしてから強烈なシュートで
ゴールに突き刺しユヴェントスが同点にい追い着く。


さらに34分、右からイブラヒモヴィッチがスペースに出した
ボールにヴィエラが飛び込んで来てパスを受ける。DFを
かわそうとボールを浮かせたところをムトゥがさらい、
そのままドリブルシュート。これが逆サイドに決まって
ユヴェントスが逆転に成功する。
この後、後半も含めてパレルモが押し込む展開が続いたが
わずかのところで決められずにタイムアップ。ユヴェントス
が何とか逃げ切った。


まあ本当に勝てたのはラッキーでした。中盤でコリーニを
抑えられずに、DFの背後を狙うパスやサイドに展開する
パスなどを好き放題に出されて、水際ではね返す苦しい
状況が続きました。エメルソンとヴィエラがいつものように
動けなかったのが原因だと思っています。
ヴィエラはいつものように高い位置までプレッシングを
かけに行くのですが、ここであまり勢いを殺せなかったのと、
エメルソンがDFラインに吸収されて2人の間にスペースが
出来てしまったのと2点が挙げられます。エメルソンの
コンディションがあまり良くなかったように見えました。
あとはトレゼゲ。連続ゴールが9試合でストップ。ほとんど
いいボールが入らなかったので仕方のない面もありました。
終盤、代わって入ったアレックスからパスを受けてボレーを
撃ったシーンが惜しかったですが…。


ともあれ苦しい試合に勝ち点3を取れたのは収穫。ムトゥ様様
でした。しかしザンブロッタ帰ってくるとは言えペッソットも
負傷したし、サニョルバイエルンと契約延長したみたいなので
右SBが手薄です。1番危ないのはCBですけどね…○| ̄|_



*1:CRISCITO。発音はスカパー!表記によっていますが、ハッキリは分かりません

*2:スカパー!によると