ナ杯 名古屋 1-2 大宮(瑞穂陸上競技場)

(名)鴨川 20'(P)
(大)森田57' 土屋 78'
チーム数が多いD組のみ不規則開催。名古屋のメンバーは以下の通り。

       鴨川
    杉本(古賀)津田

    阿部    藤田
   (本田)吉村

   有村 竹内 深津 大森
          (山口)    
       川島

sub:高嵜 秋田 中村 片山



サ テ ラ イ ト か よ っ !


というツッコミを入れたくなるメンバーですが、セフのコメント
見る限り、勝負を捨てたという事ではなさそうですし、実際
前半は得点するまでは良い動きだったと思います。
その得点は、藤田が左足で放ったミドルシュートを大宮GK荒谷が
弾ききれずポストを直撃。津田が詰めたところを冨田が倒して
得たPKから。冨田はやや厳しい判定とも言える一発退場で
名古屋は数的優位に立ったにも関わらず、追加点を奪えない
どころかペースを握られ前半を終了。
後半も優位性を全く活かせない名古屋に対し、大宮はセットプレー
から同点に追い着く。さらに有村のパスミスを奪ったところ
から得たCKで土屋が押し込み逆転。大宮は定石通りの戦いで
勝ち点3を奪った。


――――
結果については我慢しますが、そこへ至るまでの経過があまりに
ひどい。
まず、スタメンを見たときは結果を捨てて若手の経験を積ませる
場にするのかと思いましたが、後々コメントを見ると結果にこだ
わっていたとの事。それにしては選手起用に不満が残りました。
疲れのある選手を休ませるのは必要ですが、ここまで大幅に
入れ替える必要があったのかと。
そして最近では恒例の、試合中のシステム変更。もちろん得点が
必要な時に前の枚数を増やすのは当然ですが、同点に追い着かれ
ても1人多い事を活かせずに3バックへ変更。中盤より前の人数が
足りないと思っているなら始めから3バックで臨めば良いんです。
FC東京戦後にも書きましたけど。


攻撃に関しては、昨季よりもダイレクトパスがつながる場面は
増えたんですが、しかし監督の言う

ワイドに展開するサッカー

とは程遠い内容で、常にPAの幅でボールが動くので相手が守りやすく、
そこからのカウンターでピンチに陥るのは何度も目にしています。
特にこの試合では、相手が1人少ないのだから、どんどんボールを
回してスペースを作る、相手を疲れさせるのが効果的にも関わらず、
追加点を焦るあまりに縦へ急いでボールを失い、逆に相手にボールを
キープされる時間も多くなりました。このあたり、ゲームをコントロール
出来るプレイヤーの不在が原因と言えます(この試合では藤田も中心とは
成り得なかった)。


そしてまたも失点につながるミスを犯した有村。
名古屋 vs 大宮:試合終了後の各選手コメント (J's GOAL)
では

自分たちのミスだと思うし、勝てる試合だった

とか言ってますが、


自分のミス


だろうが( ゜Д゜)ゴルァ!! 奪われたボールを竹内が何とかコーナーに
逃れた際(結局CKで失点)、川島がめちゃくちゃキレてましたよ。
観客が少なくてマイクが良く拾ってました(笑。あれはさすがの
長州力でもキレるんじゃないかなぁ?(笑