PORTUGUESA 1-0 NEDER LANDEN(NURNBERG)

(P)MANICHE 23'
ポルトガルはベストメンバー、オランダはCFをカイトに変更して臨む。


23分、デコのクロスをパウレタが受けこれを落とし、走り込んだマニシェ
叩き込んでポルトガルが先制する。
ポルトガルは34分にロナウドが負傷退場。同じポジションのシモンが投入される。
44分にはそのシモンのクロスからパウレタがシュート。ファンデルサール
かろうじて足でセーブして凌ぐ。
しかし追加タイム、コスティーニャがハンドを冒して2枚目のイエローカード
退場処分を受ける。


人数のアドバンテージを得たオランダは48分、カイトのシュートから
コクーがボレーシュートで狙うがクロスバー
63分にはポルトガルカウンターアタックフィーゴに対して肘撃ちしたと
してブラルーズが2枚目のカードで退場。77分にデコ、89分にはファン
ブロンクホルストが同じように2枚目のカードを受けて退場する。
オランダは79分にカイトが完全に抜け出して1対1のチャンスを迎えるが、
GKリカルドが正対してこれを防ぐ。
ポルトガルは荒れた試合を凌いで勝利。ベスト8へ進む。


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まさかこんなに荒れた試合になるとは思いませんでしたが、ポルトガルが9枚、
オランダが7枚のイエローカードを受け、それぞれ2枚ずつのレッドカード。
1試合で4人の退場者は過去最多という事です。
デコのタックルとスナイデルの突き飛ばしで荒れたシーンですが、直前の
ドロップボールでフィーゴが譲ってコクーが横に叩いたところでハイティンハ
ボールを返さなかったのが原因でした。ボールを返すと思ったポルトガル
選手でしたが、ハイティンハが猛然とドリブルで突破してきたので棒立ち
だった選手が止められず、デコがスライディングで止めました。
もちろんクリーンなタックルで止められれば良かったですが、ハイティンハ
プレーはいただけなかったと思います。


ポルトガルマニシェがメヒコ戦に続いて同じ形でのゴール。良いスタートを
切ったのですが、ロナウドの負傷と、コスティーニャの退場でプランが崩れ、
守りに入るしかなくなりました。
オランダは交代策がうまく行かず、数的同数の場面で改めてハイティンハ
入れる意味があったのかと思います。そのままコクーを後ろに置いておいて、
攻撃の策を講じるべきでした。


ポルトガルは2人の主力を欠いてのイングランド戦。ロナウドの復帰が鍵に
なりそうです。