BARCELONA 5-0 LEVSKI SOFIA(ESTADIO CAMPNOU)

(B)INIESTA 7' GIULY 39' PUYOL 49' ETO'O 58' RONALDINHO 89'
バルセロナが圧勝しました。前半はレフスキソフィアも良い内容だったのですが、
後半早々に決められた3点目で意気消沈した感があります。


先制点は7分。左サイドのロナウジーニョから中へ出されたボールをエトオが落とし、
イニエスタがダイレクトでシュート。左隅に決まってバルセロナがリード。
16分、レフスキソフィアはS.アンゲロフが左から突破して中へ切れ込んだところで
シュート。GKの正面へ。
32分ロナウジーニョのクロスをデコが落としてエトオがシュート。これは左に外れる。
39分、エトオの縦パスを受けたジュリが中へ切り返してDFをかわしGKと1対1に。
GKの出際を突いてシュートを放ちゴール。追加点を奪う。


後半に入って49分、ゴール向かって左からロナウジーニョがFKを直接狙い、GKが
弾いたところにプジョルが詰めてバルセロナに3点目。
さらに58分にはエトオがゴール正面からDF3人を前にして股抜きシュート、89分にも
左サイドからロナウジーニョがカーブをかけて狙ったシュートを逆サイドネットに
決めて5得点。途中雨の影響もあってか攻撃のリズムを失ったが交代選手もうまく
使ってバルセロナが勝利を挙げた。


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正直格の違いが見られた試合でした。しかしレフスキソフィアは3トップで攻撃的に
試合に臨み、前半はその良さが出ていました。この3トップというのが、サイドの2人は
とにかくワイドに張るスタート。CFに縦パスが入った段階ではMFがサポートし、その後
状況に応じてサイドの選手が中へ入ってくるというやり方をしていました。ボールキャリアの
パスの選択肢を増やす意味では効果的でしたし、各選手のボールタッチスキルが高いので
できる戦術でもあると思います。このグループは他にチェルシーブレーメンと強豪揃い
ですが、思い切ったサッカーをやることで記念になる試合以上の結果も出せると思います。


バルサはこれでも最高の内容とは言えない試合でした。守備に関してはプジョルテュラム
のCBコンビがしっかり抑えたし、攻撃でも5得点なんですが、モッタ、デコの調子が悪かった
です。たびたび流れを止めていました。
あとはSBが上がったスペースを使われるシーンが何度かあり、その辺のカバーの役割を
はっきりさせることが大事でしょう。
ただゴール前でのイマジネーションと、それを実現させる技術はさすが。壁パスを多用する
のも特徴的ですね。