CAGLIARI 2-3 JUVENTUS(Stadio Sant'Elia)

(C)FOGGIA 56'(r) 81'(r)
(J)TREZEGUET 54' DEL PIERO 76' CHIELLINI 89'
ユヴェントスのメンバーは以下のとおり。

          DEL PIERO  TREZEGUET

  NEDVED                   SALIHAMIDZIC
                           (CAMORANESI)
            ZANETTI   ALMIRON

 CHIELLINI  CRISCITO  ANDRADE  ZEBINA
         (LEGROTTAGLIE)

                  BUFFON

dis:BELARDI,MOLINARO,TIAGO,PALLADINO
all:RANIERI

前半はホームのカリアリがロングボールでピッチを
うまく使って試合を支配。右サイドのフォッジャ
1人で局面を変えるプレーを見せてチャンスを作り
だした。


それでも危ういながら無失点で切り抜けたユーヴェは
54分、エリア内のボールをカモラネージが競って
こぼれたボールをトレゼゲが蹴りこんで先制。
しかし56分、後半頭から入っていたレグロッターリエ
PKを献上。フォッジャが落ち着いて決めてカリアリ
すぐさま同点に追い着く。
依然試合のペースはカリアリのままだったが、76分、
アルミロンのやや長めのフィードで裏へ抜けたカモラネージ
このボールをダイレクトで中へ。飛び出したGKの頭上を越えて、
無人のゴールへ向かうボールにデルピエーロが触って勝ち越し。
諦めないカリアリは81分、またもPKを獲得してフォッジャ
ゴル。再び食らいつく。
この後PK判定に抗議したゼビナ、カウンターをファウルで止めた
デル グロッソにそれぞれ2枚目の警告が出て退場。荒れた試合の
決着はセットプレーで着いた。
89分、ゴール向かって右の位置でユヴェントスにFKのチャンス。
カモラネージのクロスはGKの出られないコースでファーサイド
飛んでキエッリーニが頭で押し込んでゴル。劇的な決勝点となって
ユヴェントスが辛くも勝利した。


――――
内容は完全にカリアリでしたが、ブッフォンの神セーブと
カモラネージのスーペルなアシスト2つで勝利しました。
PKに関しては2つとも引っ張って倒したという判定だったので
ある意味安定していたんでしょうね。ただそれ以外の場面でも
とにかく疑問が残るようなジャッジ連発。両チーム疑心暗鬼の
プレーだったと思いますよ。


選手の内容で言えばやはりCBが苦しい。何故もう1枚補強
しなかったのか。グリゲラがセンターをやる予定だったみたい
だけど、ちょっとどうなのか不安。後半頭からクリシトに
代えて出したレグロッターリエが1つ目のPK献上。前節豊富な
運動量で右サイドを活性化させたノチェリーノに代えて先発
させたゼビナが2つ目のPK献上&退場。結果論ではありますが、
ラニエリの采配には疑問が。


攻撃陣もぐだぐだで、良かったのは上述どおりのカモラネージ
だけでした。アレックス、ネドヴェドは全くボールが足につかず。
アルミロンもボールを散らせないし、攻撃の形が見えませんでした。
この辺を中断期間にどう修正するかが鍵です。
試合中怪我したサリハミジッチは大丈夫でしょうか…。