FIORENTINA 1-1 JUVENTUS(Stadio Artemio Franchi)

(F)MUTU 88'(r)
(J)IAQUINTA 23'
ユヴェントスのメンバーは以下のとおり。

                   IAQUINTA     TREZEGUET
                 (DEL PIERO)

        NEDVED                             SALIHAMIDZIC
      (PALLADINO)
                    ALMIRON     NOCERINO

       MOLINARO    CHIELLINI   LEGROTTAGLIE   GRYGERA

                           BUFFON

dis:BELARDI,BIRINDELLI,ZEBINA,CRISCITO,TIAGO
all:RANIERI

安全の問題を考えてアウェイのユヴェントスサポーターは入場
できないという試合。ホームのフィオレンティーナが終始試合を
支配する。
しかし先制したのはユヴェントスブッフォンのクリアボールを
拾ったアルミロンが裏を狙ったトレゼゲへパス。DFにクリアされた
ボールをイアクインタが拾ってシュート。DFの影になった位置から
放たれたボールにGKフレイは反応できずにゴール右隅に決まった。


フィオレンティーナは後半に入ってヴィエリを投入。相変わらず
ユーヴェDFラインの裏を突くロングボールにこだわって攻めるが
なかなかシュートまで至らない。
88分、そのヴィエリがゴール前でボールを受けてシュート。
ブロックに入ったレグロッターリエの腕に当たってハンド、PKの判定。
これをムトゥが決めて同点に。その後も攻めるフィオレンティーナ
だったが時間がなく試合終了。2、3位の対決はドローに終わった。


――――
ヴィオラ相手にアウェイで引き分けというのは悪くない結果ですが、
追いつかれてこの結果というのが悔しいです。まああれはハンドを
取られてもおかしくない…。
それにしてもラニエリの交代策が見事、裏目裏目にでました。結果論とは
言え、動きの良かったネドヴェドイアクインタを下げて、代わった
パッラディーノ、デルピエーロは完全に足を引っ張っていました。
終盤はヴィオラもだいぶDFラインを高くしていましたし、2人のうち
どちらかでも残しておけばカウンターであるいは、ということもあった
かも知れません。
あとは左サイドのモリナーロは苦しいですね。前節のトリノ戦に
続いて完全に狙われていました。CBが手薄でキエッリーニをセンターに
まわしているのですが、バルザレッティがいたらと思わずにはいられません。
いない選手をどうこう言っても仕方ないのは分かるのですが、それならば
守備力に長けるクリシトを左SBで使うとか。モリナーロはあまり攻撃参加
できていませんし、それならば最初から上がって来ない選手でも良いのかと。


順位は変わらず2位ですが、インテルとの差が3に拡がりました。

BUFFON       6
GRYGERA      6.5
LEGROTTAGLIE 6
CHIELLINI    6
MOLINARO     5.5
SALIHAMIDZIC 5.5
NOCERINO     5.5
ALMIRON      6
NEDVED       6.5
(PALLADINO   5)
TREZEGUET    6
IAQUINTA     6.5
(DEL PIERO   5)