ナ杯 SF 1st Leg 名古屋 1-1 大分(瑞穂陸上競技場)

(名)ヨンセン 64'
(大)ウェズレイ 69'
ナビスコカップ準決勝の1st Leg。名古屋のメンバーは以下のとおり。

       巻   ヨンセン
          (杉本)

 マギヌン 吉村   米山   小川
     (津田) (藤田)

  阿部  増川 バヤリッツァ 竹内

         西村

sub:長谷川、三木、吉田、山口
coach:ストイコビッチ

ホームの名古屋が攻め、大分が自信のある堅守で対抗。
先制点は名古屋。64分、セットプレーの流れから、
右サイド竹内が突破。グラウンダーのクロスに巻が
反応してシュートを放つが、ゴールライン手前で
カバーに入った深谷がクリア。しかしそのこぼれ球を
ヨンセンが体で押し込んでゴール。
その5分後に大分はゴールキーパーのロングボールを
途中出場の高松がつなぎ、名古屋の阿部がバックパス
したボールをウェズレイがさらって同点ゴール。
ヨンセンを下げてしまっていた名古屋は、藤田、津田と
攻撃的な選手を投入するもゴールを奪えず、試合は
そのまま引き分けで終了。大分は恐らく狙い通りか、
それ以上の結果を出した。


チャンスが少ないながらも、得意のサイドアタックから
ゴールを奪ったまでは良かったのですが、阿部の
プレーは残念でした。苦しい体勢ではありましたが、
GKがクリアとひと声かけていれば…。阿部も後ろから
来てるの感じられなかったかなあ。
負傷欠場の中村の代わりに入った米山と吉村は
つなぎ役の位置にいながらパスミスを連発。小川も
動きが冴えず、唯一評価できるのは巻くらいでしょうか。
DFのマークに合いながらも、惜しいヘディングシュートが
ありました。使い続ければ伸びそうな気配はあります。
少なくともお兄さんくらいには。


次はアウェイゴールを奪われての2nd Leg。大分はホームで
圧倒的に強いらしいので0−0で終わって敗退…なんていう
ネガティブな想像が容易にできてしまうのですが、今季の
名古屋はホームであんまり、アウェイでまずまずの成績なので、
まだ大丈夫だと信じたいです。何より1点取ったのは自信に
なるでしょう。