名古屋 0-1 浦和(豊田スタジアム)

(浦)原口 43'
名古屋のメンバーは以下のとおり。

      玉田   ダヴィ
     (杉本)

 マギヌン 吉村   中村    小川
     (山口)

  阿部  増川  バヤリッツァ 田中
  (巻)

         楢崎

sub:西村、竹内、吉田、花井
coach:ストイコビッチ

う〜ん…悪いところが出たなという結果でした。
私がいつも「水際DF」と称している守備。スカパーの
解説でも言ってましたが、DFラインとボランチ
間の選手をつかまえないので、簡単に前を向かれて
しまうんですよね。
サッカーの守備は、できるだけゴールに遠いところで
止めるのが良いので、

1.パスの出所を抑える(パスコース限定)
2.(パスを出されたら)パスをインターセプトする
3.(ボールを受けられたら)前を向かせない
4.(前を向かれたら)シュートを撃たせない=せめて外へパスを出させる
5.(シュートを撃たれたら)ブロック
6.(ブロックができなかったら)GKが動く

と大まかにこういう順序立てが考えられます。
ところが名古屋は「1」からできてません(いつも)。
チームとしてサイドへ追い込むのか、中央へ追い込むのかが
決まってないので、とりあえずボールに寄せます。
しかし相手は切られてない方向へ逃げて逃げて行くと
いつの間にゴール前へたどり着くという(笑。


DFラインの前で浮いてる選手をしっかりつかまえる。
ボランチができないならCBが持ち場を離れてもつかまえに
行って、少なくとも「3」からはじめないと、そりゃ
シュート撃ち放題になるわけです。名古屋は常に「4」から
ですからね。


それよりも最近の問題は攻撃にもあると思いますが、
安定した守備あってこその攻撃。失点シーンで原口が
走りこむのをボーっと見ていた中村は、昨季のような
「粘着DF」ができないなら外しても良いと思います。
…と言っても代わりもいないけどね。

楢崎     6.5
田中     6
バヤリッツァ 6
増川     6
阿部     5.5
(巻     5.5)
小川     5.5
中村     5.5
吉村     5.5
(山口    6)
マギヌン   5.5
ダヴィ    6
玉田     5.5(ただし試合前に怪我)
(杉本    5.5)

失点シーンを除けば、悪かったプレーが目立ったわけでは
ないのですが、良かったプレーが皆無でした。