名古屋 2-1 G大阪(豊田スタジアム)

(名)ダヴィ 44'(P) 巻 89'
(G)レアンドロ 8'
名古屋のメンバーは以下のとおり。

          ダヴィ

  マギヌン  小川  中村  玉田
  (杉本)          (巻)
          山口
         (吉村)

   阿部   佐藤  竹内  田中

          楢崎

sub:西村、磯村、新川、津田
coach:ストイコビッチ

良い内容の試合ではありませんでした。しかし、気持ちは
入っていたゲームでした。


玉田をMFの位置に下げて中盤を厚くして臨んだが、8分に
早々と失点。相手DFラインに高い位置からプレスをかけに
行ったが、山口までもが上がってしまい、二川をフリーに。
二川がレアンドロの前のスペースへパスを出し、名古屋DFを
振り切ったレアンドロは楢崎の頭上を越すシュートを決め
られました。
ウィークポイントであるバイタルエリアのスペースを消す
仕事を任された山口が、ボールを奪いに前に飛び出しすぎて
(ボールを奪えずに)裏を取られたのは修正すべき点です。


攻撃については前半はマギヌンのいるサイドに偏った
形になっていましたが、後半になってからは玉田が自由に
動いてボールを受けることで、基点となっていました。
また、それに呼応する形で中村、小川が横を走り抜けて行く
連動性も見られたのは良かったです。


しかしながら、相手のDFを崩すというプレーは最後まで
殆ど見られず、得点はカウンターからダヴィが抜け出して
倒されたPKと、相手GKミスパスをカットした巻がゴールを
決めたもの。
FWに縦パスが入ったときに、落としたパスをもらう動き
する選手がいないのと、低い位置からサイドを攻め始める
(狭い)のが行き詰る原因に見えたので、FWに当てたら
もらう動き、そこからサイドへ展開する動きが見たいです。
それらをやることによって、サイドチェンジも活きると
いうもの。最初から「狙うぞ、狙うぞ」という姿勢では
サイドを切られるのみです。





個人的には、本職でなく、リーグ出場も2試合目の佐藤が
無難に見えるプレーをこなしたのは評価したいです。

楢崎   6
田中   6
竹内   6
佐藤   6
阿部   6
山口   6
(吉村   6)
玉田   6
(巻   6.5)
中村   6
小川   6.5
マギヌン 6.5
(杉本   -)
ダヴィ  6.5