CAGLIARI 1-3 JUVENTUS(Stadio Sant'Elia)

(C)ACQUAFRESCA 50'
(J)MATRI 20' 74' TONI 84'
ユヴェントスのメンバーは以下のとおり。

                  MATRI

  MARTINEZ  MARCHISIO  AQUILANI  KLASIC
 (DEL PIERO) (TONI)             (SISSOKO)

               FELIPE MELO

  CHIELLINI  BONUCCI  BARZAGLI  SORENSEN

                 BUFFON


dis:STORARI,GRYGERA,GROSSO,SALIHAMIDZIC
all:DEL NERI

ボヌッチが出場停止明け、トーニが負傷から復帰でベンチ入り。
不安定なSBには左にキエッリーニを入れることで、不安を軽くしようと
いう狙いが見られる。
マルティネスはここ2試合のようにセンターでスタートするのではなく、
サイドに張った形で4−1−4−1に近い形。


結果は2点の差がつきましたが、内容は好調カリアリに押された場面も
あり、差はありませんでした。


ゴールシーンはマトリがストライカーらしいプレーで2ゴール。
先制点はスルーパスを右サイドから思い切り振り抜いてGKの脇の下を
抜くシュート。2点目はセットプレーの流れから、キエッリーニ
クロスをやはり右足で落ち着いて決めたもの。
3点目はカウンターで、駆け上がったバルザーリが早めのクロス。
トーニがペナルティエリアのライン上から強靭な体躯を活かして
ヘディングゴール。
シュートを枠に飛ばせるストライカーがいると、こうも違うのかという
感じでした。


守備は、失点シーン以外は4−1−4−1の時点ではほぼ安定。
フェリペメロが役割をはっきりとさせられたことで、DFラインの前のスペースを
埋めて良いブロックを作れていたと思います(右サイドはセーレンセン
個人レベルの問題で崩されかけましたが)。
同点に追い着かれてからは、マルティネスを下げてアレックスが入ったので
4−4−2。最後の交代でマルキージオを下げてトーニが入ったので、
4−3−1−2のような形に次々と変更があったため、カリアリの勢いに
押された印象があります。
失点シーンは相変わらずクロスボールから裏を取られましたが、
ファーサイドでマルティネスが2人を見る形になっていて、人数が
足りていませんでした。サイドチェンジで揺さぶられた上、ゴール前に
人数をかけて飛び込んできたのもありますが、もう少ししっかり人に
つかないと(見ないと)。
クロスボールの守備が悪いと思ってるから、セットプレーの守備が
ゾーンディフェンスなんでしょうけど、何か見ていて不安感が大きい。


トーニは復活しましたが、次節はもう1回4−1−4−1でスタートして
もらいたい。マルキージオがゴール前で絡む動きが良いし、「サッカー脳」の
レベルが高いので気の利いたプレーもできるので、必ずしもFW2枚で
なくても良いのかなと思いました。