JUVENTUS 3-1 CATANIA(JUVENTUS Stadium)
(J)PIRLO 22' CHIELLINI 74' QUAGLIARELLA 81'
(C)BARRIENTOS 4'
ユヴェントスのメンバーは以下のとおり。
BORRIELLO QUAGLIARELLA (LICHTSTEINER) MARCHISIO GIACCHERINI DE CEGLIE PIRLO PADOIN (VUCINIC) (PEPE) CHIELLINI BONUCCI BARZAGLI BUFFON dis:STORARI,CACERES,MATRI,DEL PIERO all:CONTE
先制点はカターニャ。試合開始からハイプレスで何度もユヴェントスゴールに
攻め込む展開を作り、4分、バリエントスが右サイドからファーサイドへカーブを
かけたシュートを決める。
ここからユヴェントスが攻撃に人数をかけ、いつものように相手を自陣に
張りつけにする展開を作るが、クアリアレッラ、ボリエッロが放つシュートは
ゴールを割ることができない。
22分、ゴールほぼ正面のFKをピルロが直接決めてユヴェントスが同点に追い着く。
その後もチャンスは作るがお互いに決め切れない展開となり、前半を終える。
後半に入ってカターニャは攻撃の力を失ってしまい、65分にはモッタが2枚目の
イエローカードで退場。ユヴェントスペースの一方的な展開となる。
74分、右サイドで相手ハンドで得たFK、ピルロのクロスにキエッリーニが
ヘディングで合わせて逆転。
81分にも相手GKのクリアミスをピルロが素早くつないで、クアリアレッラが
1対1を冷静に決めて3点目。ユヴェントスが3試合ぶりの勝ち点3を挙げた。
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最初の失点でどうなることかと思いましたが、セットプレーで追い着き、逆転。
流れは良いのにゴールを奪えない中で悪くない決着の仕方でした。
過密日程によるターンオーバーの意味もあったかも知れませんが、今節はメンバーを
入れ替えてクアリアレッラ、ボリエッロという初めて?の組み合わせ。
2人が連携して崩した場面は少なかったですが、それぞれ中盤からのパスの
受け手となって良い流れを作っていました。
ピルロの加入でボールポゼッションが上がったため、大体の試合でキープ時間が
長くなるのですが、引いた相手を崩せない。そんな展開に苦しめられたここ2試合
ですが、この2人は受けて良し、シュートに持っていけるというところが良かったです。
マトリの1トップ、ヴチニッチとの2トップでもシュートに期待が持てないので、
今後どちらか1人は先発で良いのではないでしょうか。マトリは引いた相手を
こじ開けるタイプではないですしね。スペースある相手、展開で使いたい。