PALERMO 0-1 JUVENTUS(Stadio Renzo Barbera)

(J)LICHTSTINER 50'
ユヴェントスのメンバーは以下のとおり。

              VUCINIC          MATRI
                                  (BENDTNER)

           MARCHISIO           VIDAL
  ASAMOAH         PIRLO   (POGBA)    LICHTSTINER
                                                            (PADOIN)

       CHIELLINI   BONUCCI   BARZAGLI

                         BUFFON

dis:STORARI,LUBINHO,DE CEGLIE,GIACCHERINI,QUAGLIARELLA
all:CONTE

コンテがベンチに戻って今季初采配のゲーム。


ゲームが動いたのは後半5分。ロングボールを受けたヴチニッチ
走り込んだリヒトシュタイナーへヒールパス。これを受けたリヒトシュタイナー
1対1のシュートを決めてユヴェントスが先制。


試合開始前から降り続いた雨がピッチへの影響を増し、お互いにロングパスと
ドリブルで持ち上がるオープンな展開に。
ユーヴェは前半のマトリ、後半にボヌッチヴチニッチが1対1を決められずに
楽な展開にはならなかったが、パレルモに退場者が出たこともあり、チャンスを
何とか逃げ切った。




――――
放送ではユーヴェの横綱相撲なんて表現をしていましたが、私はそこまで余裕の
あった展開には見えませんでした。
確かにパレルモのチャンスは少なかったかも知れませんが、ミッコリがシュートまで
持って行く形を作ることができるだけに、ユーヴェが追加点を奪えない時間が
続くのは、見ていて安心できるものではありませんでした。


CLのシャフタール戦に続いてヴチニッチがキープで攻撃のリズムを作り、
これはチームを助けました。特にピッチが悪条件の試合では、ピルロヴチニッチ
いう選手がボールをキープできるのはありがたい。
そして攻守にフォローを効かせるマルキージオ、走ってフォローからゴールを
決めたリヒトシュタイナーと、確かにユーヴェらしさは出ていた試合でした。


前半の方はヴチニッチとのパス交換やポストプレーを見せていたマトリも後半
途中からは消え、アサモアは何度かトラップミスをしてクロスを上げるタイミングを
逸するなど、調子の良くない選手もいました。
シミュレーションでカードをもらったボヌッチが次節出場停止。
次節はカセレスが間に合うのか、でなければ4バックですね。