JUVENTUS 3-0 ROMA(JUVENTUS Stadium)
(J)VIDAL 17' BONUCCI 49' VUCINIC 79'
1位、2位の直接対決となった一戦。ユヴェントスのメンバーは以下のとおり。
LLORENTE TEVEZ (QUAGLIARELLA) (VUCINIC) POGBA VIDAL ASAMOAH PIRLO (MARCHISIO) LICHTSTEINER CHIELLINI BONUCCI BARZAGLI BUFFON dis:STORARI,RUBINHO,CACERES,OGBONNA,PELUSO, DE CEGLIE,ISLA,PADOIN,GIOVINCO all:CONTE
試合序盤はローマがボールを散らしてうまくリズムを作る展開となったが、
先制点は押し込まれていたユヴェントス。
17分右サイド深い位置からのスローインのボールを受けたビダルが
センターのテベスへパス。テベスが前を向いて時間を作る間にアウトサイドを
ビダルがクロスオーバー。そのビダルへリターンパスが通り、GKと1体1になった
ところを狭いニアサイドを突くシュートでゴールを割った。
後半早々にも左サイドFK、ピルロの逆サイドのスペースへ送った
ボールにボヌッチが反応してフリーでスライディングボレーを
決めてユヴェントスが追加点。
75分にはカウンターでボールを持ち上がったキエッリーニにデロッシが
足裏タックルで、77分にはゴール前の空中戦でカスタンがハンドでそれぞれ
レッドカードの退場。
カスタンのハンドで得たPKをヴチニッチが決めてユヴェントスに3点目が
入り危なげないリードを守り切って首位決戦に勝利した。
――――
攻撃のリズムとしてはローマの方がうまく作れていたと思うのですが、
引いたユーヴェ相手に最後の崩しができず、痺れを切らして集中力を
欠いてしまったのかなという印象でした。
3バックに1トップ(3トップ)というのは意外とマークのずれが
生じて隙を作れるのですが、トッティは積極的に裏を狙うタイプの
選手ではないのでユーヴェのDFも目の前に入ってくる選手を捕まえれば
対応できる状態になっていたようです。
ユーヴェは決定力で勝負をつけたなという感じ。ビダルのシュートは
上手かったですし、テベスと息が合っている感じがします。これに
ジョレンテを加えた3人は言葉が通じる(スペイン語)ので連携が
取りやすいのかも知れませんね。
今節はピルロが怪我明けで調子が戻っていなかった分ボールを無理に集めず、
テベスに早めに預けていた分、ジョレンテの目立った活躍はありません
でしたが…。