CHELSEA2−2MONACO(Aggregate3−5)

チェルシーモナコ観戦。
開始早々からチェルシーが押す押す(笑)。
モナコは得意のゾーンを基調としたディフェ
ンスが全く機能せずかなり苦しい展開に。
22分にどう考えても狙ってない(笑)グレンケア
の「クロス」が逆サイドのゴールネットに突き刺
さり先制(2−3)。
ゴール見てないし、利き脚の逆だし絶対にまぐれ
だと思う。


モナコの方がシステマチックなサッカーで、観て
いて面白いので勝ち上がりを期待していたが、
「1点ならまだ大丈夫」などと思っていたらその後
チェルシーの激しいポジションチェンジに
着いていけず44分にランパードに決められて遂に
トータルで逆転(3−3*1)。
しかも1番決められてはならない選手に決められて
選手、会場ともに熱が上がる。
ここまでの流れを見て絶望的な印象を受けたが
追加タイムにイバーラがモリエンテスのヘッドに
詰めて突き放す(3−4)。

かなりガッツポーズです

(笑)。ここぞという時にやってくれるよモリエンテス
は! しかも何故そこにいる?イバーラ。


後半に入ってもいきなりチェルシーがゴール前で
大チャンス!…もグジョンセン空振り。
しかしこれで流れを掴んだチェルシーが再び勢いに
乗ってモナコ陣内に攻め込む。
それでもGKローマの神がかり的なセーブも含めて
守り切ると、65分にロテン、ジュリ、モリエンテス
素晴らしい連携プレーによるカウンターでモリエンテス
がダメ押しと言える2点目(3−5)。


ロテンがドリブルで仕掛け、ジュリがDFを引き連れて
右から左へクロスの動き。空いた真ん中のスペースに
モリエンテスが入り、パスをそのままシュート。GKの
すぐ脇を抜けてネットに吸い込まれた。
この動きこそモナコのいい形。それにしてもチェルシー
は終始ロテンのドリブルを止める事が出来なかった。


これでチェルシーが勝ち上がる為には3点が必要となり
事実上諦めムード。その後もむしろモナコの方がチャンス
を作り出していた。


前半開始早々はどうなる事かと思ったけど、やはり前半
終了間際のゴールが試合を決めた。
モナコはホントに勝負強い。それを決定付けているのが
有効なカウンターアタック。1度ボールを持つとシュート
まで行く可能性が非常に高い。それでいてそのシュート
モリエンテスをはじめとするアタッカー陣が高確率で
決めてくれる。大変効率が良い。リスクも少ない。
ローリスクハイリターンだ。
この試合に限っては組織的な守備が出来なかったモナコ
だが元々失点は多いチーム(不思議だが)。GKローマの
神がかり的なセーブも勝因となったのは付け加えておこう。


前日の結果と併せてポルトモナコの決勝カードが決定。
お互いに組織的なサッカーなので、どちらがどう崩すか
楽しみである。
ちなみに予想としては遅攻が得意なポルトが攻め込み、
早いカウンターでモナコが応酬といったところか。


ポルト1−2モナコ