大宮2−1水戸

現地観戦しました。やっと三浦監督のサッカーを
観に行く事が出来ましたよ。もう1つの目的、トゥット
はベンチ入りもしてませんでしたが…。けが?


試合開始直後、以前の三浦イズムとでも言うかやり方
が「変わってないなぁ」という印象。
日本では(多分)あまり見られないイングランド
ようなフラットな4−4−2。中盤の真ん中2人の
ポジショニングが試合の出来を握る戦術。


前半は監督の試合後のコメントにもあるようにお互い
全く攻め手がなく見所のない展開。
大宮にしても攻撃に移った際に真ん中2人のポジションが
悪くてパスがきれいに流れない。サイドから縦に蹴って、
バレー頼み。


後半は水戸が選手交代で流れをつかんで先制。後半に
関しては守りにも不安の見える大宮だったが、これは
試合終了まで修正される事はなかった。
大宮もこれを受けて次々に選手を投入。この途中出場の
3選手がいい流れを作った。
まずは右サイドバックの若松が攻撃に関して全くの
消極姿勢だったので松本へ交代。
左サイドも積極的に仕掛けるタイプの島田、FWにも
高橋を投入し、攻めに対して積極的な意識が生まれた。


流れをつかみつつもなかなか得点できなかったが、
真ん中からの細かいパス交換を執拗に続けた結果、
83分、86分にゴールを決めて逆転勝利。


しかし内容としては不満足なもので、

停止選手がある中での勝ち点3はいい結果

と監督は語ったが、リーグ戦を戦う上でそれは確かで
あり不確かでもある。
勝ち点を積み上げるのは最も大事な事ではあるが、この
ようなサッカーを続ける限りJ1昇格は夢だ。
三浦監督が就任して19試合を消化。まだ形が見えないのは
残念だった。
P.S.CBの奥野。確か以前はレギュラーだったが、今季も
レギュラーなのか? 停止のトニーニョの代わりに入った
のか、今季も相棒を務めているのか分からないが、
ハイボールかぶり過ぎ。判断が甘いよ。致命的。
名古屋はレンタルで川島貸したらどうだろうか?