ARSENAL 5−3 MIDDLESBROUGH

アーセナルは本当に流れるような攻撃が素晴らしい。観ていて
こんな形容を思いついた。

ラグビーのようなフットボール

もちろん元は同じスポーツだという事は知っているが、アーセナル
の攻撃時、ボールを持った選手に何人も並走して味方の前へ、前へ
ボールを出してスピードを緩める事なく相手ゴールまで達する
攻撃方法はラグビーのそれと似ているのではないか。

    ↑
↑ ↑ ● ↑
○ ○ ○ ○

ラグビーは「前」にはパスを出せないので実際は「後ろ」または
平行に出してはいるが、隊列を組んだパス回しは同じ効果だ。


ラグビー発祥の地で今も盛んなイングランド地方のクラブとは言え、
フランス人監督に率いられたフランス人中心の外国籍選抜チームが
プレーするのは何とも奇妙なものだ(笑)。
それにしてもこの攻撃はもちろん正確なパスとパススピード、
それにドリブルやトラップなどのボールタッチ技術の高さが必要に
なるとは言え、やはり基本はボール保持者をサポートする「走り」
なのだ。サッカーにおいていかに走る事が必要か、オシム・ジェフ
を観て再認識させられる。


でも1−3から4点取って逆転だもんなぁ。強すぎ。