REAL MADRID 4−2 AS ROMA

この試合、悪い意味で注目していたんだけど、軍配はホームの
マドリーに。
直前に両チームとも監督が辞任。共に成績が原因ではなかったが、
それでも成績も悪かった。


試合はローマが30分までに2点を先制。マドリーは選手の
コンディションが悪過ぎて試合にならない。
それでもローマがその後に引き過ぎたために徐々にマドリーが
ボールを支配して、ラウールのシュートがDFに当たってゴール。
そして前半終了。
ここまでにロベルト・カルロスが3本もフリーでシュートを
撃っていたのが気になっていた。


後半はマドリーのPKで試合が動く。フィーゴが決めた後はその後
ラウール、ロベルト・カルロスが立て続けに決めて終わってみれば
大差がついていた。


ローマは2点を取るところまでは完全に試合を支配していた。しかし
その後にDFラインが引き過ぎたために中盤にスペースを与え、
パス回しをさせる事でマドリーにペースを握らせてしまった。
ローマは前半から右サイドを破られる事が多く、ロベルト・カルロス
を度々フリーにしていた。それでもまだ周りの選手が不調だった
為に何とか凌いでいたが、完全に支配された後半は為す統べなく
やられてしまった。


お互いに前監督のやり方を大きく変える事なく試合に臨んだが、
内容として良かったのはローマだった。
しかしローマが引き過ぎた事に加え、「銀河系」の個人技で打開を
計ったマドリーが最後は上回った。得点はたくさん入ったが、
試合のレベルとしては高くなかった。言ってみればつまらない試合
だった。