大分 2-0 名古屋(熊本県民総合運動公園陸上競技場)

(大)高松 62' マグノアウベス 89'
負け試合を観るのはつらいです…が、前半観る限り、
チャンスを物に出来ない事はあっても守備が大崩れ
した場面はなくて後半どうなったのか逆に興味が
沸いて観てました。結局カウンター2発で沈みましたが。


負け試合になると目立つ、気になる点

・相手に攻め込まれている時に、ファーサイドの選手が
エリア内でマークを外す
・それに対するGK、スウィーパーの指示する様子が
見られない
・負けている時にもパワープレイの意識が全くない

1つ目。ファーサイドの選手は基本的にはぴったり
マークする事はありません*1。しかしその選手にボールが
出たらカット出来る位置(体勢)、もしくは1タッチで
シュートを撃たれてもブロック出来る位置(体勢)に
いなければなりません。この試合の失点シーンは
その傾向はありませんでしたが、失点シーン以外で
多々見られ、下手すれば大量失点の恐れがありました。


2つ目。上に関連しますが、この試合では数的不利に
なったシーンは殆どなかったにも関わらず、
カウンターから必ずシュートまで行かれていました。
3バックはあまり攻撃参加しなかったので、守備時には
3枚揃っているにも関わらず。ではどう崩されたか。
これは上記の通り、サイドチェンジ(大きなものではない
にしろ)で逆サイドの選手がフリーになっていて、
そこからシュートを撃たれています。対策として、
GK(1番理想)、スウィーパーが指示しなければなりません。
「裏を見ろ」と。その時点でDFは首を振って相手の位置を
確認。これだけでだいぶ違うものです。あまりにボールに
気を取られ過ぎているのが気になります。


3つ目。これは以前から何度も、何度も言っていますが、
リードされている時点でロスタイムに入れば、もうロング
ボール放り込みでいいと思うのですよ。ただでさえ、
相手を崩す能力なんてないチームなんだから、終了間際で
引いた相手を崩せる可能性は限りなく低い。それならば
どんどん放り込んでこぼれ球を狙う方がまだいいのです。
この試合でも途中から豊田が入り、高さはあったわけです。
確かに大分の深谷、三木が高さで強さを見せてはいましたが、
それでもDFラインでちまちま回しているよりは100倍も
マシなのは明白です。


結論。もっとサッカー勉強しろ。今は技術以外のもので
負けている。指示とか状況判断、これをもっと積極的に。
30点。



*1:セットプレーと違ってドリブルに対するカバーも意識しなければならないため