JUVENTUS 2-1 ASCOLI(STADIO DELLE ALPI)

(J)DEL PIERO 13'(P) 39'
(A)CARIELLO 29'
今季公式戦未だ負けなしのユヴェントスと強豪、アウェイを
2引き分けで上出来のスタートのアスコリの一戦。


ユヴェントスのメンバーは以下の通り。

     DEL PIERO     TREZEGUET
                  (IBRAHIMOVIC)
  NEDVED                CAMORANESI
         VIEIRA  EMERSON

 ZAMBROTTA CANNAVARO KOVAC ZEBINA
                           (BLASI)
             ABBIATI

ゼビナが負傷から復帰。イブラヒモヴィッチに代えて
デルピエーロがスタメン。2分、ゼビナが相手選手との
接触が原因か筋肉のトラブルでブラージと交代。
13分、ユヴェントスのクロスボールに対し、不運にも
アスコリDFの手が当たりPK。これをデルピエーロ
落ち着いて決めてユヴェントスが先制。
しかし32分。ザンブロッタがオーバーラップを仕掛け、
ヴィエラからネドヴェドネドヴェドデルピエーロ
パスを送る際にカットされ、左サイドのスペースを
使われる。ヴィエラがカバーに入るもエメルソンの
ボールに対する寄せが甘くシュートを許し、これが
カンナヴァーロに当たり、コースが変わってゴールに
決まる。
39分、ユヴェントスがゴール正面でFKを獲得。
デルピエーロが直接決めて追加点。その後はチャンスを
作る回数も少なく、後半には得点が生まれずこのまま
試合は終了した。


この試合ではザンブロッタが久々に何度も積極的に
オーバーラップしていたのにあまり使ってもらえず、
逆に悪いタイミングでボールを奪われてスペースを
使われて悪循環に陥っていました。ネドヴェド
中へ切り込む意識が強すぎる気がして、簡単にサイドを
使うアレックスがいないとザンブロッタは活きない
のかなとも思います*1
この日トレゼゲはチームの調子が悪かった事もあって
シュートも殆ど撃てず。名古屋で言うところのルイゾン
と同じタイプ。シュートに持ち込めるパスが来れば
仕事はするけど…。
そういった意味ではチーム(周りの選手)の出来に
左右されないズラタンのキープ、ドリブルというのは
改めて大きな武器だなと実感しました。これでもう少し
早いタイミングでボールを放す、シュートに正確性が
ある、という選手なら完璧なんだけど。


DFではコヴァチがどうやら怪しい出来。今までは攻撃で
押し込まれる試合が少なかったので目立たなかったけど、
球際に弱い。フィフティーフィフティーの浮き球なんかでは
相手がトラップするのを待つ場面が多くて、その前で
勝負出来ないのは、手堅い反面、危険性も増えるわけで。
昨季のバイエルンvチェルシードログバにやられ放題
されたのを思い出しました。グラッドストンの成長に期待。

*1:昨季ザンブロッタが『レキップ』でベスト11に選ばれた時もFWのレギュラーはアレックスだった