TURKEY 4-2(AGG.4-4[0(×2)-2,4-2(×2)] SUISSE

(T)TUNCAY24' 89' SUKUR38' NECATI 52'(P)
(S)FREI 2'(P) STRELLER 84'
1st Legはスイスがアウェイゴールを許さずに2−0で
勝利。スイスの優位に対しトルコは攻めるしかない。


先制点はスイス。開始20秒でPAに進入したスイスの
ボールをアルパイがハンドで止めてPKの判定。これを
きっちり決めてスイスが3点のリードとアウェイゴール
を得る。
ビハインドが大きくなったトルコはハイペースで
試合を進め、完全に試合を支配する。
24分に左サイドのエルギュンが倒されて得たFK、
キッカーのエムレが送ったボールに、ファーサイドから
トゥンジャイが豪快なダイビングヘッドで合わせて
まずは1点を返す。
さらに38分、同じように左サイドからのクロスにハカン
シュクルが合わせて2点目。2−0で前半を終える。
後半に入ってもDFラインを上げられないスイスに対し
トルコが猛攻を見せる。
52分、左からのFKのクロスのこぼれ球を拾ったトルコの
選手が倒されPK。これをナジャティが決めて3−0。トータル
でも追い着き、残るはアウェイゴールの分の1点。
しかしトルコも攻め疲れと焦りからロングボールばかりが
目立ち、効果的に攻められなくなる。逆にスイスは
これを活かして徐々にカウンターの攻撃を仕掛けるように
なる。
そして84分。ハーフウェイライン付近でトルコの選手が
ハイボールの処理を誤り、スイスの選手が奪ったボールを
すかさずスルーパス。完全に抜け出したシュトレラーが
GKまでかわして決定的な追加点。トルコは追加タイムに
ロングボールをシュクルが折り返し、トゥンジャイ
押し込んで再び同点にするも、あと1点が奪えずに試合終了。
アウェイゴール2倍ルールにより、スイスがアメリカ大会
以来、3大会ぶりの本大会出場を決めた。




トルコはチーム力では上回っていたように思いますが、
疲れから来る集中力の欠如で涙を飲みました。最後の
クリアミスなんかはその典型ですが、途中、ロングボール
ばかりを狙ったのもトルコのサッカーを考えると、
良かったとは思えません。
ハカンシュクルハイボールで勝っていたので、もう少し
彼を狙うボールがあればあと1点取れていてもおかしく
ない展開でした。
最後の失点も、GK出身者から言わせてもらえばGKの
対応がまずかった印象がありました。相手を角度のない
所に追い込みながら、シュートに対して脚で反応した
ためにボールが脇を抜けて行きましたが、相手が流れ
ながらのあの状況ではコースを切るように倒れてセーブ
するのが適切だったでしょう。


一方のスイスは、1st Legで完封した結果だけを観たので
しっかり守れば問題ないと思っていたのですが、あまりに
長い時間、専守防衛に徹する事になり、限界を超えて
しまったようです。左サイドからのクロスで3失点した
シーンを観ても、ファーサイドの選手がクロスに対して
絞りきれていない守備に課題がありそうです。
本大会でも強豪国と当たれば、この試合のような展開は
予想出来るので、少ないチャンスでの決定力と、守備での
集中力は高める必要があるでしょう。
ただし、若い選手が多いので、伸びしろが多く見込めて
楽しみなチームでもあります。






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