横浜FM 1-3 浦和(日産スタジアム)

(横)大島 90+'
(浦)山田 43' ワシントン 48' 長谷部 90+'
無敗同士の首位決戦。両者のメンバーは以下の通り。

        ドゥトラ                 山田
                     
    中澤  マグロン マルケス            鈴木   堀之内
         
榎本達 栗原      奥      ワシントン ポンテ 小野  闘莉王 都築

    松田   上野   久保            長谷部   坪井

         吉田                                  三都主

奥→清水 吉田→田中 上野→大島      小野→内舘 山田→平川

どちらかと言えば、ホームの横浜が攻めて、浦和がカウンターで
応戦していた前半。43分にようやく得点が生まれる。
浦和右サイドからのクロスがファーに流れたところで、横浜の
吉田がゴールラインに逃げるクリアで浦和にCK。そのCKから
1度はこぼれたボールを山田が自ら決めて良い時間に先制する。


後半に入りわずか3分。ワシントンがDFラインの裏へ抜け出て、
松田を振り切って追加点。横浜は清水、田中、大島を投入して
4−3−3の、しかも両SBを高い位置まで上げて攻撃にシフトするが、
マルケスからのクロスに合わせた大島のゴール1点にとどまり、
逆に直後に長谷部に再度突き放されるゴールを許して首位決戦に
敗れた。


−−−−
ここまで調子の良いペースで勝ち点を重ねた両チームでしたが、
この試合では横浜に集中力が足りなかったように思います。
最初の失点の前の場面でも、タッチに逃げるだけの余裕があった
にも関わらず、吉田がゴールラインにクリアしてしまったのは、
GKの指示がなかったのか、聞こえなかったのか。ともかく、吉田が
周りの状況を把握出来ていなかった事に問題があります(つまり
あの場面で浦和の選手がクロスに反応していればシュートを許して
いただろうという事)。
2失点目は松田が相手のコース制限を出来ていませんでした。
攻撃でも、しっかりとした陣形を取って守る浦和に対し、前半は
松田、中澤が折りを見てオーバーラップして何とか崩そうとしていた
ものの、選手交代をした後半は何がしたいのか分からなくなって
いました。
下位クラブと一緒にされたくないでしょうが(笑、名古屋のように
もっとマルケスに頼っても良かったと思います。前線でタメが
出来なかった分、好調のマグロンが上がるタイミングがありません
でした。


一方の浦和は、いまいち小野がチームに馴染めていない印象も
ありますが、昨季までに、しっかり守ってカウンターという形が
出来上がっているので非常に強い。とにかく長谷部が良いですし。
パスを叩いてすぐスペースへ走る、というのはどの選手も
見習うべきですね。特に名古屋の右サイドの人。
最近では横浜・松田の「暴走オーバーラップ」が見られなくなって
寂しいのですが、トゥーリオは健在でした(笑。前半でのプレー
ですが、興味深かったのは、彼が上がった後誰がカバーするのか、
というところ。TV画面でははっきり映りませんでしたが、鈴木が
カバーしていたようです。長谷部、トゥーリオが上がれば小野が
下がる、という前後の関係が機能していました。これは相手は
マークしづらいところです。


浦和を止められるチームはどこなんでしょうか…。期待出来そうな
チームがもうありませんが(苦笑、「王者の貫禄」「古豪復活」な
感じで鹿島あたりに期待するしかないでしょうか。
次節、名古屋が大敗しない事をただただ祈るのみですが、名古屋は
まだ今節の試合を消化していないので、何か光明が見出せれば…。


<追記>
ちょw

川崎フロンターレ1969とか名古屋グランパスエイト1969ってどこのチームだよ!

浦和公式(14節と31節)
そんなに「1969」と試合やりたいならJ2へ行け!…と言うか
浦和サポの人、クラブに連絡して直してもらって下さい。