ARABIYA as SAUDIYA 0-1 ESPANA(KAISERSLAUTERN)

(E)JUANITO 36'
既にトーナメント進出決まっているスペインはスタメンを総入替え。
勝てば他会場の結果次第では勝ち上がりが可能なサウジアラビアはチャンスとも
言える試合。ジャバーを先発で起用した。


勝てなければ先がないサウジだが、徹底してDFラインを低く設定。ロングボール
でカウンターを狙うリスクの少ない戦術で臨む。しかしジャバーはスピードで
勝負するタイプではないのでボールがつながらず、押し込まれるだけの展開に
なってしまう。
そして36分にセットプレーからファニートにヘディングゴールを許す。
後半に入って、前2試合の良かった時間のような小気味良いパスサッカーを
展開。スペインが集中を欠いた事もあって良い展開で試合を進めるが最後まで
得点を奪えずに試合終了。スペインが3勝で1位通過を決めた。


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スペインのアラゴネス監督が語ったように、後半の展開はサウジが上回って
いました。それだけに前半の消極的な姿勢が残念でした。勝って、なおかつ
得失点差を稼がなければならなかっただけに、始めからもっと積極的に
試合を進めて欲しかったです。


スペインはメンバーは入れ替えて、大会前に言われた「得点力不足」を露呈
してしまいました。後半にトーレス、ビジャを投入しましたが追加点は奪えず、
今後バックアップメンバーに頼る場面が出た時の不安が残りました。