JUVENTUS 2-2 LECCE(Stadio Olimpico di Torino)

(J)NEDVED 54' 66'
(L)KONAN 11' CASTILLO 90+'
ユヴェントスのメンバーは以下のとおり。

             AMAURI    IAQUINTA

                  DEL PIERO
                  (POULSEN)
  NEDVED                          CAMORANESI
                                  (MARCHIONNI)
                   ZANETTI

 DE CEGLIE  MELLBERG  LEGROTTAGLIE  GRYGERA
                                    (ZEBINA)

                   BUFFON


dis:MANNINGER,ARIAUDO,GIOVINCO,TREZEGUET
all:RANIERI

前々節インテル戦でのティフォージの行動で下された無観客試合
処分が下されましたが、何とか免れた試合の結果はまたもドロー。
けが人が多いとは言え、これだけの名前を連ねることができる
クラブなのですが、何かが足りません。集中力なのか、精神力なのか…。


11分、レッチェはサイドで起用されたコナンがオフサイドライン
ぎりぎりのタイミングで抜け出してパスを受けて1対1のチャンス。
ブッフォンの出際をうまく抜けるシュートを決めてアウェイの
レッチェが先制。
ユヴェントスは変化を求めてなのか、イアクインタ、アマウリを
トップに置いて、デルピエーロを下がり目に置く布陣で臨んだが、
思うように攻撃が回らず、前半は無得点で終わる。


ラニエリは後半開始時に2人を交代。マルキオンニポウルセン
入れて4-4-2へ。するとこれが当たってボールがスムーズに回り、
押し込む時間が増える。
54分、右サイドのスペースでロングボールを受けたイアクインタ
クロス。中でアマウリが受けて、落としたボールをネドヴェド
ミドルシュート。これが決まってユヴェントスが追い着く。
さらに66分にも2トップが右に流れて空いた左サイドのスペース
からネドヴェドが決めて逆転に成功する。
しかし追加タイム、レッチェが途中出場の選手が絡んで執念の
同点ゴールを決める。左サイドでサイドチェンジのボールを受けた
ジャコマッツィがクロスを送り、カスティージョが飛び込んでゴール。
ユヴェントスは最下位レッチェ相手にホームで勝てず。ここ5試合で
4分け、1敗となった。


――――
何かを変えたい気持ちが伝わったフォーメーション変更でしたが、
結果的には裏目でした。しかしうまく行かなかったのは結果論で、
何もせずに手をこまねくよりは、トライする姿勢は評価したいと
思います(賛否両論の「否」の意見が多いと思いますが)。


ザネッティが復帰したことで彼を中心に前半からロングボールを
スペースへ送り込む展開を続け、一見効果的に見えましたが、
サイドへ展開してからの突破力や、クロスに飛び込む選手の数が
足りず、この辺は急造の戦術の粗が出たようです。そもそも
ゴール前に何人も飛び込むというプレーは得意でないですし。


それでも後半になって4-4-2へ戻し、ネドヴェドの2ゴールで逆転。
久々の勝利かと思いましたが、終盤のレッチェの反撃を観ていて、
私にも信じる力が足りませんでした(苦笑。
「あ〜何か追い着かれそう。でもこれで決められたらラニエリ
いなくなって良くなるかも」なんてことを考えていたら本当に
決められてしまいました…。
何でそこでフリーやねん!(゚Д゚) と思いましたが、よく見ると
クロスがマルキオンニの足に当たってコースが微妙に変化している
ような。ただ、クロス上がる前からデ チェーリエが1度もカスティージョ
ことを見ていませんし、やはり守り方がまずかったかなあという
気がします。人数はいるのに、みんなふわーっと守ってるから
こういうことになるんだと。
あとは暑いのに前半から飛ばしすぎたせいか、終盤に何人も
足を攣る選手がいて、コンディションも悪かったんでしょう。
勝てない中で最下位相手のホームゲーム。いつもよりプレッシャーが
かかっていて、影響が出たのかも知れません。
まあ何と言うか


色んな言い訳を探さないとやってられません(´Д`)