ENGLAND 1-1 USA

(E)GERRARD 4'
(U)DEMPSEY 40'
グループCの1、2位を争うであろうチームの一戦。
イングランドが4分、スローインからルーニー
ヘスキーとつないで、スペースへ走り込んだジェラードが
ゴールを決めて先制。
しかし40分、中央からデンプシーが放ったシュートを
GKグリーンがファンブルしてボールはゴールへ。
アメリカが同点に追い着く。
その後両チームに得点は生まれず、痛み分けとなった。


イングランドは、先制ゴールはヘスキーがうまく仕事をして、
カペッロの選択が正しいことを印象づけたのですが、前半途中に
ミルナーを下げ、キングが負傷するアクシデントもあり、
ドロースタートとなりました。
レノン、ミルナーに代わって入ったショーンライトフィリップスの
両サイドは良い突破を見せていたのですが、ゴールゲッターが
ルーニーだけというのが苦しかったか(途中からクラウチ
入りましたが)。FWの一角がヘスキーの時点でストライカーは
1枚減りますからね。ジェラード、ランパードがどんどんゴール前に
顔を出せないと厳しいと思います。
グリーンのプレーは残念ですが、防げる失点でしたね。
思い切り後出しジャンケンですが、私はイングランドの優勝はないと
思ってます。


アメリカはエースのドノヴァンがゲームを作りましたが、こちらも
ゴール前での迫力がやや足りませんでした。セットプレーでは
競り勝っていたので、そこでゴールが奪えれば違った展開になったと
思うのですが。
GKハワードは安定してましたね。アメリカのGKと言えばフリーデル
ケラーなどもプレミアでプレーしていましたし、そんなところからも
イングランドよりもGKのレベルは高いと思います。